第1部 第1話への応援コメント
冒険者国家なのに、最大の問題が「強大なモンスターではなく、パーティー内の恋愛や人間関係」という発想がとても面白かったです。
最初はダンジョン、魔法具、結晶石、冒険者ランクといった王道の世界観が丁寧に説明されているので、普通の冒険者ものとして読んでいたのですが、そこからサポーター制度、福利厚生、監視制度とどんどん組織的な話になっていき、最終的に「恋愛トラブルが冒険者の生存率や戦力に直結する」という結論へ行く流れが妙に説得力がありました。
特に、恋敵を助けなかったり、逆にカップルになったことで冒険者としての活動が低下したりするという具体例があることで、女王が人間関係に介入する特殊部隊を作る理由が単なるギャグだけではなく、国家運営上の問題として成立しているのが良かったです。
ベアトリクス女王もかなり合理的な人物に見えますね。監視だけではなく、怪我や事故への補償まで整えているあたり、冒険者を使い捨てにせず、一つの職業として制度化しようとしている感じがします。その延長線上にテンフィンガーが存在するので、秘密組織なのに意外と設立理由が現実的なのも面白いところでした。
そして前話で描かれていた主人公の「恋愛関係の危機管理を見る目」が、まさか異世界でここまで直接的に職業へつながるとは思いませんでした。前世では人間関係へ余計に介入したことで悲惨な結果になった主人公が、転生後は今度こそ正式な権限を与えられて、人間関係へ介入する側になるという構図もかなり皮肉が効いています。
何より最後のコードネームが強烈でした。
前世の最期に出てきた「アチアチカップルのアニサキス」が、まさか秘密組織で一生使うことになりそうな名前になるとは……。しかも自分で口走ったせいで変更できないという締め方まで含めて笑ってしまいました。
設定そのものはかなり大掛かりなのに、最終的に主人公の恥ずかしいコードネームへ着地するので、世界観説明の回でありながら堅くなりすぎず、作品の方向性がよく伝わる第1話だと思いました。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
アチアチカップルのアニサキスと言う言葉がこの世界の大きな大きなキーワードになってます。
第1部 プロローグ への応援コメント
冒頭から「チャラい連中の方がむしろ恋愛に対する危機管理がしっかりしている」という価値観の逆転が面白かったです。
見た目は軽そうなのに、相手との関係にはきちんと筋を通し、さらに「何かあった時に撤退できる距離」を意識している。一方で、その後に移った地味なグループの方が、人間関係はとんでもなく泥沼になっている。この対比がかなり印象に残りました。主人公が恋愛経験の少ない立場から周囲を冷静に観察しているので、読者も一緒に「なるほど、そういう見方もあるのか」と人間関係を分析していけるのが楽しいです。
そして和貴の四股が、知れば知るほど「どうしてそこまで危険な相手ばかり……」となる構成もすごいですね。楓、輝、美玖、碧、それぞれに別方向の大きなリスクがあるのに、その全部へ手を出してしまっている。最初に描かれたチャラいグループの“危機管理意識”が、ここで強烈な比較材料になっているのも上手いと思いました。
主人公自身も完全な傍観者ではなく、「余計なことをした」と後になって振り返っているところが良かったです。和貴が悪い、と単純に片づけるだけではなく、自分も人間関係へ介入した結果として事件に巻き込まれていく。その少し冷めた自己分析が、この主人公らしさになっている気がします。
それにしても、かなり重い展開なのに、最後まで「アニサキス」という妙にずれた言葉が残るのが強烈でした。緊迫した場面なのに、そこでタイトルや今後につながりそうな妙な引っ掛かりを残して終わるので、シリアスとブラックユーモアが同居した独特の読後感があります。
最後に主人公を支えた「見覚えはあるのに誰なのか分からなかった女性」もかなり気になります。転生後にこの前世の人間関係がどう関わってくるのか、プロローグとして非常に情報量が多いのに、ちゃんと次へつながる謎が残されていて印象的でした。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
アチアチカップルのアニサキスがキーワードになり、コードネームにしたばかりに物凄い事実が次々と明らかになります。
ちなみに、刺された以外はほぼ実話です。
私じゃないけど、実際にモデルになった話では暴行されて肋骨とか折られてます。
〇キャラクター紹介⑨への応援コメント
第9部も驚きの展開だらけで何度も「えー!」って声が出ましたw
キャラクター紹介は大丈夫だと思っていたのに・・・w
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
本当に本当に喜んでいただけて、うれしいです。
ありがとうございます。
編集済
第2部 第1話への応援コメント
人生とは思い通りにはいかないものですなあ。
コードネーム変更は却下で(笑)
この世界に風俗はないのかな?40年童貞はながすぎる💦
追伸
あー!サブタイトルにそう書いてあった!
はほは、第三部ね、実は好きな展開だ😊
作者からの返信
読んでいただき、ありがとうございます。
風俗に行って、命がかかってきます。
第三部です。
軍隊に追われて逃げます。
命がけの逃走劇が始まります。
全てはアチアチカップルのアニサキスの童貞を守るために。
それで愛を裁く者の孤独と童貞がキャッチコピーなのです。
追伸
第三部まででわかりますが、私も作中の様に先輩が某有名どころのオーナーの甥っ子だった為に、怖い話をいっぱい聞いていけなかったのです。
だから、未だに玄人童貞です。
裏話が怖すぎて。
ひょぇえええええええええええええええええええええええ!
第1部 第2話への応援コメント
テンフィンガー、肩書きだけ見るとかなり格好いいのに、実態が想像以上にブラックで笑ってしまいました。
「死ぬ時か後遺症が残る酷い怪我をした時に入れ替わる」という説明だけで、この仕事の危険度が一気に伝わってきますね。それなのにレオンが喫茶店で普通に愚痴っているので、重くなりすぎず読めるバランスが好きでした。
今回の〈ナックル〉もかなり問題がありそうですね。実力と実績はあるから昇格していく一方で、新人が次々辞めていくというのが妙に生々しいです。単純な「強い冒険者=立派な冒険者」ではなく、ギルド側が人間関係や素行まで管理しきれていないところも、この世界の組織らしさを感じました。
そしてアリアーネ嬢がレオンに危険案件を回す理由が、「問題人物の処理」「チームへの助言」「難しい恋愛関係までまとめられるから」なのが面白かったです。完全に便利屋扱いされていますね(笑)
しかも本人は前世でまさにそういう人間関係の問題から刺されて死んでいるという……。最後の「前世とか言えないけどさ。」まで含めて、レオンの何とも言えない諦めが伝わってきました。
〈ナックル〉のリーダー、バンが実際にどんな人物なのか、そしてレオンが今回どう立ち回るのか気になります。
作者からの返信
読んでいただきありがとうございます。
ひっそりと工作員として凄く地味なつもりだった主人公が実は凄い有名人だったとわかる話でございます。