ジャンルを見て読み始めたはずなのに…!思わず恋愛ものとして没入し、引き込まれてしまいました。けれど、どこか安心しきれない感覚がずっとついてまわり、読んでいると胸がざわつきます。丁寧に積み重ねられていく心情と関係性。そこにじわりじわりと確かに滲む不穏さ。その二面性が魅力的な作品です。平行して描かれる祓禍衆もキャラクターが際立っていて、ふたつの流れが交わる瞬間が怖くもあり、とても楽しみです。