一番の評価ポイントとしては、読みやすさ。
スラスラと入って来る文章で、テンポも良いです。
暗い設定を含みながらも、主人公が認められる、逆転系を読みたいのなら間違いないな、と言った感想です。
web小説でありがちと言われそうですが、求められるからこそ数が増えるのは当然の事。
こういったものを上手く利用した状態で、人気所を突いて来たなと思いました。
その上で読みやすい文章を作るというのも難しいのですが、こちらの作品は非常に良かったかなと。
それぞれの登場人物の深掘りをした時に、どんどんと暗い方向へとシフト出来そうなフラグを残しているのも良いと感じました。
それらに対して、覆す力を手に入れた主人公が今後どう行動するのか。
ファンタジー好きな方には、とても読みやすい作品だと思います。
(「10テーマ小説コンテスト」骨太ダークファンタジー部門 講評4選/文=くろぬか)