日常の些細な喧嘩から始まり、学校での異質な転校生との出会い、そしてラストの「妹の消失」という衝撃的な幕切れ。静かな日常が足元から崩れ去る感覚が見事に描写された、引きの強い導入ですね。他人に合わせることで平穏を保とうとする主人公・キュリスの危うい日常と、それを一刀両断するクロエの対比が鮮烈です。