主人公の色助は、怠惰な生活を送り、仕送りを断たれてホームレスになります。
常人には辿り着けない領域にいながら、天才特有の社会性のなさもあり、責任感も薄く、したいことだけをする生活を送ります。
常に飄々としていて、お酒とエッチなことばかり考えているような色助のまわりには、少しずつ様々な人が集まってきます。
そして色助は、また絵を描き始めます。
燦歌彩月。
それが色助の雅号ですが、絵を想う時、絵を語る時の色助はとてもかっこよく、誠実で、残酷です。
その姿はとても傲慢で熱く、絵を志す者には太陽のように見えるのでしょう。
物語は色助の心情をゆっくり描いていて、一度入り込めれば、文芸作品を読むようにじっくり楽しめると思います。
まだ20話の段階なので、これから色助が周囲との交わりの中で、どのような絵を描いていくのか楽しみです。