突然ですが、レビューコメントを書くタイミングって難しいと思うのです。
ある程度物語が動いてから書くべきか。
それとも、物語はまだ冒頭なのに、心を奪われて離れられない──そんな作品に出会ってしまった時か。
この作品
「白狼の騎士は愛のためにしっぽを隠す 〜犬が怖い侯爵令嬢と、なでられたい獣人婚約者の政略結婚〜」 は、間違いなく後者です。
物語としてはまだ始まったばかり。
ですが、タイトルがすでに魅力を語り尽くしていて、創作サイトで読まれるポイントをしっかり押さえているのも流石。
タイトル通り、ヒーローは獣人です。**モフラー全員集合!**
一方のヒロインは、愛らしくてキュート。
……なのに、犬が怖い。
政略結婚ではありますが、貴族の務めとして前向きに受け入れている姿は本当に真っ直ぐ。
でも犬が怖い(オオカミだけど)。
だって犬が怖い(もう一度書きますが、オオカミです)。
ヒーローのほうも過去に何かあるようで、そしてタイトル通り“なでられたい”。
この対比ですよ。
恋愛系小説の黄金比と言っても良い。
物語はまだ始まったばかりですが、柔らかな文体が心地よく、すっと世界に没入できます。
ドキドキとモフモフと、そして何より愛らしく真っ直ぐな二人。
一緒に応援してくれる従士隊員(読者)、募集中みたいですよ!
その名も 「二人の仲を見守り隊」!!