第??話:四天王撃破と、使い捨ての勇者
かつて『剛腕のゴルド』がその圧倒的な怪力と凶暴な獣人兵たちを率い、大陸全土を恐怖のどん底に陥れるための絶対的な牙城としていた黒岩の要塞。
しかし今、その血生臭い拠点は、世界を救うための正義の砦などではなく、サトウの果てなき欲望と冷徹極まる知略のすべてを詰め込んだ絶対本拠地、魔城アルカディアへとその姿を完全に変貌させていた。
要塞の四方に新設された禍々しい紫色の吸魔結界は、脈動する生き物のように樹海の奥深くへとその触手を伸ばし、周囲の森や大地から生命力と魔力を根こそぎ強制的に吸い上げ続けている。
緑豊かだった樹海はみるみるうちに灰色へと枯れ果て、不気味な紫の光が石造りの巨城を不気味にライトアップするその光景は、下界の人間どもにとって、新たなる絶対悪の降臨を告げる絶望の象徴そのものだった。
「ウ、ア、あ、ひぎぃ、オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッ!!!!!」
魔城の最深部、全ての防衛インフラと吸魔結界のシステムを稼働させるために新設された超大型魔導動力炉からは、元勇者アルベルトの肉体が内側から引き裂かれるかのような、魂の底からの絶叫が絶え間なく響き渡っていた。
かつてサトウの泥まみれのリュックから最高級のポーションを力ずくでひったくり、一気に飲み干して空瓶を足元に投げ捨てながら「モタモタするなよ、この無能が!」と言い放っていた、あの傲慢な金髪の勇者は、今や見る影もない。
彼は全裸のまま四つん這いに固定され、自らが世界の中心であると誇っていた王国の聖剣を、ケツの奥深く、骨盤の関節をミシミシと砕くほどの深さで強引に固定されていた。
サトウの持つ『荷物持ち(万能)』の重量無視・劣化防止というチート性能が、ここでは「肉体の限界を超えた負荷を与えても絶対に死なせず、傷を腐らせずに永久に稼働させる」という最凶の拷問システムへと反転され、アルベルトは純粋な魔力抽出のための「生体生贄電池」として完全に管理されていた。
アルベルト自身は、なぜ自分がこれほどまでに惨めで、理不尽な地獄に叩き落とされているのか、その本当の理由を何一つ理解していなかった。
彼の中には、サトウを雑用係としてこき使い、用済みになったらクビにしようとしていた記憶など一微塵も存在しない。
ただ突然現れたサトウという底知れない力を持った男に拠点を奪われ、自らのプライドも肉体の尊厳も玩具のように徹底的に蹂躙されているという、目の前の絶対的な恐怖と絶望だけに支配されていた。
彼は全身の血管を青白く発光させ、口と目、そして破壊された括約筋から黄金の魔力粒子をドバドバと吹き出しながら、永久的な超絶頂と激痛の波に呑まれ、屈辱の涙を流し続けるだけの壊れた機械と化していた。
サトウは、かつて四天王ゴルドが座っていた悪趣味な椅子を完全に撤去させ、自らのためだけに作らせた漆黒の玉座に深く腰掛け、魔導モニターに映し出されるアルベルトの無惨な姿を冷淡に見下ろしていた。
「
サトウの脳裏には、あのゴルドを倒した直後の夜、泥に塗れながらドロップ品を回収していた自分をゴミを見るような目で見つめていたアルベルトの姿が、鮮明に焼き付いていた。
だが、今のサトウの冷徹な言葉の意味を理解できる者は、この世界にはサトウ以外に誰一人としていなかった。
サトウだけがすべてを記憶し、孤独な優位性の中でこの世界を支配しようとしている。
玉座の左右からは、先ほどの乱行で混ざり合った、香ばしくも淫らな甘い匂いが立ち上っていた。
かつてゴルドを倒した爆炎の中、アルベルトだけを見つめて勝利の咆哮を上げていた赤髪ポニーテールの魔導士リナ。
彼女は今、サトウの太ももに自らの豊かな二つの果実をこれでもかと押し付け、薄い銀糸のローブを自らの手で大きくはだけさせながら、サトウの顔を恍惚とした瞳で見上げていた。
「サトウさん、アタシを見て……!! あなたのこの圧倒的な悪の魔力、本当に格好よすぎるわ。……あのアルベルトなんて、あなたの足元にも及ばないただの惨めな燃料に過ぎなかったのね。アタシ、もうサトウさんの知略の奴隷なの。どんな冷酷な命令でも喜んで聞くから、アタシの中を、あなたのその強い力でいっぱいに満たして……っ!」
リナは何も知らなかった。
かつて自分がサトウを無能と蔑み、アルベルトの「不細工な社畜がパーティーに混じってると格が下がる」という言葉に冷ややかに同調していたことなど、彼女の脳内からは完全に消去されていた。
だからこそ、サトウの目には、今の彼女の従順で狂信的な姿が、最高に滑稽で、最高にエグい快楽の対象として映っていた。
かつて自分を見捨てた女が、何も知らずに自らの足元で愛を乞うている。
これ以上の皮肉で極上の略奪はなかった。
「サトウ様、あなたをお傍でお支えし、その欲望のすべてを受け止めることこそ、私の生涯の誉れです。……あんな薄汚いアルベルトの横なんかより、サトウ様の玉座の横にこそ、世界で最も美しい光景が相応しいですもの」
白髪ロングの聖女セシルが、サトウの空いた手を自らの豊かな胸へと強引に導き、その指先を自らの乳頭へと押し付けながら、恍惚の笑みを浮かべた。
「アルベルト様の横にはもっと美しい光景が相応しい」と、かつて冷ややかに微笑んでいたその同じ口で、今はサトウの靴を舐めるような卑屈な言葉を平然と紡ぐ。
サトウが深夜まで彼女の杖を磨き上げ、ブラック企業の精神で尽くしてきた恩など、今の彼女の頭には最初から残っていない。
ただ目の前の絶対的な強者であり、悪の支配者となったサトウに発情し、その放つ濃厚な覇気によって子宮の奥までドロドロに溶かされた、ただの狂信的な雌犬になり下がっていた。
彼女の持つ聖なる治癒の奇跡は、今や地下のアルベルトの肉体が魔力の過負荷で崩壊するのを防ぎ、永久に絶頂と激痛を維持させるための、悪魔の医療術へと書き換えられていた。
「サトウさん、近隣の商業都市や村々を完全に恐怖で下請け化してきたっスよ!! 逆らう老害どもはアタシのこの拳で徹底的にへし折って、毎月の一級食材と若い女どもを魔城に貢がせる絶対的な契約を結ばせてやったっス!! サトウさんの役に立てて、アタシ最高に幸せっス!!」
マイが作戦室へと勢いよく飛び込んできた。
彼女の魔皮スーツは蹂躙してきた人間どもの返り血で黒く汚れており、その手には略奪してきたばかりの純金貨の袋が握られている。
サトウの冷徹な命令を実行するたびに、彼女の純粋な怪力は、弱者を効率的に搾取し、サトウの絶対的な利権を守るための完璧な暴力へと進化を遂げていた。
彼女たちの狂ったような羨望の眼差しを受けながら、サトウは冷たく口角を上げた。
サトウだけが知る真実。
あの時、最高級ポーションをひったくられて「最後まで、職務を全うします」と静かに答えた社畜の俺を、こいつらは確かに見捨て、クビにしようとしたのだ。
その因果を、何も知らないこいつらの無知な肉体とプライドを使って、今ここで徹底的に清算してやる。
「社畜時代の経験上、最も残酷にして完璧な買収とは、相手に過去の過ちすら自覚させず、ただその肉体と価値のすべてを自分の快楽のための利権へと作り変えることだ。……お前たちがそこまで俺の価値を認め、職務の全うを望むなら、夜の業務も徹底的に付き合ってやる」
サトウが不敵な笑みを浮かべ、自らの衣服を脱ぎ捨てて限界まで猛り狂った凶悪な楔を露出させると、玉座の間にいた少女たちの目から一斉に理性が吹き飛んだ。
「サトウさん、その悪の種で、アタシの中をめちゃくちゃに汚して……っ!!」
リナが真っ先にサトウの太い塊を自らの最深刻へと迎え入れ、魔城の天井を突き破らんばかりの高い絶頂の悲鳴を上げた。
サトウはブラック企業時代に培った「NOと言わない精神」を、今や「絶対に手を緩めない暴力的なピストン」へと変換し、彼女たちの肉体を容赦なく蹂躙していった。
サトウの猛烈な突き上げがリナの最奥を打つたびに、彼女の口からは涎が垂れ、かつての高慢な天才魔導士の面影は完全に消失していった。
サトウはさらに、自らの足元で狂ったように尾を振っていた狼の女戦士ガイルの髪を掴んで引き寄せ、リナとセシルの間にその引き締まった褐色の肉体を放り込んだ。
「セシル、お前が言った通り、この玉座の上が世界で最も美しい光景だな。ほら、もっと俺の楔を貪り、お前たちのその汚い口で、俺の支配を称える聖歌を歌ってみせろ」
「サ、サトウ様ぁ、あああ、アルベルトの横なんかより、あなたのこの硬い楔の上が、世界で一番美しい光景っス……っ!! はあ、あ、中が、サトウ様の悪の種でいっぱいになって、頭がおかしくなっちゃうぅぅっ!!」
セシルが白目を剥きながらサトウの熱い塊を自らの秘部へと貪り、リナもその豊満な胸を激しく揺らして悦びの涙を流している。
ガイルもまた、サトウの空いた手を自らの聖域へと導き、完全に調教された雌犬としての鳴き声を響かせていた。
かつての勇者一行の輝かしい光景など最初から存在しなかったかのように、彼女たちはサトウという絶対悪の支配者の欲望を潤すための、ただの肉の玩具へと完全に成り下がった。
アルベルトは、自らの聖剣がサトウの愛液と少女たちの絶頂の振動によって震えるたびに、脳内に主人の圧倒的な勝利の光景を直接叩き込まれ、終わりのない屈辱に身を悶えさせていた。
自分だけがすべてを記憶し、かつての屈辱を「利益」と「快楽」へと完全に買い叩く勇者サトウ。
彼が仕掛ける二週目の絶対的な支配のゲームは、かつて自分を過小評価した世界全体に、何も気づかせぬまま最高の絶望と理不尽を叩きつけるため、さらに圧倒的な覇気と共に加速していくのであった。
「さて、東の拠点のインフラと下請け構造の構築は完全に完了したな。……次は二人目の四天王、妖幻のミラの領地だ。あそこには、さらに極上のリソースが眠っているはずだな」
サトウは、自らの種でドロドロに汚れた美少女たちを見下ろしながら、冷酷にそう呟いた。
世界を恐怖と快楽で染め上げる絶対悪の進軍は、まだ始まったばかりだった。
『……お前は絶対悪に変わったんだよ……サトウ。……俺を聖剣だと思っているお前はやはり浅はかなんだよ……ククク……』
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