春の彼岸。
我が家も墓参りに行ってきた次第です。
生きていることは、それだけで奇跡だ、などと言うけれど、奇跡も毎日続けば「当たり前」になってしまうもの。
そうして当たり前の奇跡を、私達はさも当然であるかのように貪っている。
本当はそうじゃない。
当たり前なんかではなく、この平和でのほほんと続く毎日は、特別だ。
だから大事にしなければいけない。
くだらない不満を抱いて投げ出したり、諦めたりしてはいけない。
健全であれ。幸せであれ。感謝を忘れず生きよう。
……そうは言ったものの、この奇跡は死ぬまで続く……ような気がしている。
だから「当たり前」として生きてしまうのも理解はできる。
毎日の奇跡を大切にすることは、正直難しいのかもしれない。
時々でいい。
この物語の主人公のように、気付くことができたらきっと、停滞していたな気かを動かすきっかけになり得るかもしれないと思った。
うまく書けないけど、とても素敵なお話でした。
最近中学2年生になった娘は反抗期なのか、主人公の父親に冷たい。今日の夕食時にも言い合いをしてしまった。
まあ、明日になればなんとかなるだろう。
そう思ってテレビを見ている主人公のもとへ
老猫が現れる。お茶を飲みながら主人公の母親も。
「明日は本当に来るのか」
頭では分かっていても、現実的でないように思えるこの言葉を問いかけられます。
読み終わって温かさと、切なさと、いろんな感情が押し寄せました。
自分ならいい。
だけど周りの人がそうなったら!?と思う自分がいます。
1日1日を大切に生きる。目の前の人に気遣いを忘れないで過ごせたら最後の日も、突然来ても少しはほんの少しだけは、後悔がなくなるのかな。
最後、素直になった父と娘さんとの会話に心が温かくなりました。
日本はいま平和だと思います。他国では戦争も起きています。
けれど、事故死や体調不良になるときもありますよね。
作者さまは1日1日を大切に生きていると感じます。それを少しでも見習いたいと思った作品でした。
素敵な気づきと物語をありがとうございました…!心から感謝しています。
オススメです。ぜひ読んでください…!
主人公は、娘との関係に悩む男性。
娘は最近反抗的で、突っかかるような言葉を使う。
そんな彼に、年老いた猫が話しかける。
「明日が必ず穏やかに訪れると信じてるニャ」と。
生きていることは奇跡の連続。
テレビを付ければ海外の爆撃された都市の映像。
日常を営んでいただけのごく普通の市民の死が報道される。
それだけでなく、死はいつだって訪れ得る。
事故、災害、突然の身体の不調…。
明日を迎えられなかった者たちを思うと、自分に、そして大切な者たちに明日が来ますようにと願わずにはいられません。
読むと、今日を迎え、そして無事に生きることができた奇跡に、感謝の気持ちが芽生えます。
あなたにも明日が来ますように。
そして、ぜひ本作をご一読ください。