表現の自由が規制されたあとの世界を非常に丁寧に、また重厚感溢れる作品として描いている読み応えのある作品だと思いました。最後まで完走することを楽しみにしています。
教科書が語る「正しさ」の裏側にある、名もなき人々の「生きた証」を探し当てる展開が非常にスリリングです。「何が過剰だったのか具体例がどこにもない」という一節が、この世界の徹底した情報統制の恐ろしさを物語っています。めぐみが監視カメラの位置を無意識に確認する仕草一つで、読者はこの社会の息苦しさを肌で感じることができます。
あらすじにグラビアという文字を見た段階ではギャグ系かな?と思ったのですが真面目なノリでした、まあ私怨の動機については笑ってしまう(笑ってはならないか)ものでしたが。この物語がどのように進んでいくか気になるところです。