カクヨムの奇才にして異能の士、青山翠雲さんの名作パロディシリーズ第4作は、かの宮崎アニメの伝説的名作ナウ〇カをモチーフにしております。
いや、これはすごいです。ご本人が、「シリーズ最高傑作!」と言うとおり、ほんとにすごい。よくこんなお話考え付くと感心してしまいます。壮大な世界観、それぞれのキャラ造形の個性、優美とも言える文章力、そして深い教養に基づいた学びまで、書き手としての素晴らしい実力を感じます。これだけの内容のある作品を、短期間に何編も送り出す執筆の持続力も驚くばかりです。
んが! これまで何度も言ってきたように、氏の作品は、必ずアッチの方やソッチの方に行ってしまい、その高い実力の発揮の方向を間違っており、才能を無駄遣いしているようにも見えなくもありませんw わたくしなども「氏が純文学を書いたら、どんな作品を書かれるのだろうか。。」と嘆きめいた感想も抱いてしまいますが、本人が好きなんだからしょうがない、読者的には大変面白いので全く文句ありません。
ネタバレ防止のために、ストーリー紹介はやめますが、基本的にはナウ〇カと同様に進んでいき、そこにカクヨムのシステムが色濃く反映されています。特に、第5話のクライマックスは、ヒロインのヒルシカと「虚心屁慰(巨〇兵)」との迫力あるバトルシーンに手に汗握るとともに、腹も抱えて笑ってしまいました。
最後に一つだけ、虚心屁慰(巨〇兵)がカクヨムの奇才の末裔だったとは、ものすごく納得です!
いやー、すごかった。
この作品、わたくしはお勧めします。