花は美しい。様々な心情や情念をくぐってきたから、ただそこにある美しさにより深く感銘を受けることもある。苦しい心も叶わぬ想いも。花に言葉と様々な心を託してきた人はたくさんいただろうということにまで心を馳せる、花と花言葉の歌。
限られた文字数で綴られた情緒が、目を瞬かせたら消えてしまいそうな美しさを表現しています。綺麗な言葉で語られる物語がとても儚く、切なく、そして優しい。そんな短歌集です。
短歌。それは、五・七・五・七・七の計31文字で構成されるもの。花言葉。それは、様々な感情や特定の物語を花に託して伝える文化。31文字だというのにふわりと広がるそれぞれの世界。風宮さんの言葉選びが天才的なのでしょう。静かに色を灯します。小さな花から大樹まで、優しい花の歌をぜひお読みください。
花言葉から泉のように湧き出る輝かしい言葉の数々。昨年、短歌のコンテストで選ばれたこともある風宮さんの珠玉の歌たちです。心がピュアなんでしょうね。やさしさで包まれ、まるで洒落たメロディのような言葉の数珠が連なります。思わず花を見に散歩に出かけたくなる。そんな素敵な歌の数々です。ぜひこの純粋な花の世界を楽しんでください✨