作者朝吹さんの作品はですね、濃いのです。
そう書くとちょっとネガティブな意味合いも同時に含まれてしまうため最良な表現とは言い難いのですが。
いかんせん、こちらの語彙が貧弱なため他の表現が見つからないのです。
たとえば一杯で眠気を覚ますエスプレッソのような濃さ……も良いのですが、底に沈んで溶け切らない砂糖の多さに閉口する人も多いでしょう。
違うのです。
朝吹さんの作品はその濃厚さにも関わらずそれを感じずに飲めてしまうのです。
それだけに怖い。
一文の読みやすさを損なわずにここまで密度を高めることのできる作家さんがどれだけいるでしょうか。
怖いわ。
なんだいこのレビュー、悪口みたい(笑)
いえいえ。
間違いなく、ぼくがいま最推しする作家さんのひとりです。
読んでみてくださいな。
ぜひ。