結.への応援コメント
朝吹さん
確かな明度で描かれる圧巻の作品でした。
北の国の世界観の構築に目を見張りました。その世界の慣習から風景描写にいたるまで精緻に描かれていて、とても興味深かったです。
イオの荷物から丸薬が登場したあたりで、サスペンスが一気に高まり、そしてメグスーラの死体発見で緊張が走りました。まさかイオが……?
後継者争いに巻き込まれた形でやりきれないところがありつつも、オヴィテがいるであろう蒼い国=冥土に思いを馳せるところに美を感じました。
作者からの返信
馬村ありんさん
お世話になります。
いつもなら、『歴史・時代・伝奇』ジャンルに入れるような作品ですが、今回はジャンル:ミステリーにしてみました。
二千文字くらいならすぐに見つけられても1万字になると探すほうも大変かと思うのですが、前回に引き続き、お題の「めいど」を見つけていただきありがとうございます。
肉親が死んでるし絶対にここは「冥土」だろうと匂わせておいて、その単語は出てこないっていう(笑)
主催者さんが全作品を読んでいることが分かっているのに、ご負担になるような1万字もので出すとかバカなの鬼畜なのって自分自身に突っ込んでましたが、このたびも丁寧に読み込んで下さった上に、素晴らしいコメントレビューもありがとうございました。
編集済
結.への応援コメント
サルナがモヤる気持ちは、わからなくはないですね。元々は承知の上で愛人になったのでしょうが、いざ我が子が出来てみると、やはり……。それにしてもオヴィテはかわいそうでした。
メグスーラがイオの相手として急浮上するまでは、サルナにとって彼女はただの洗濯女だったのでしょう。ところが、もしかしたら将来の国母の可能性も出てきてしまった。メグスーラが純粋な良心によって変心したのか、はたまた欲に駆られたのかはわかりませんが、彼女もまたサルナの戦に巻き込まれた一人でした。
ヨキランとイオとカシスタがいつ三角関係になるのかドキドキしていましたが、そんな邪なわたしの妄想など入る余地もないくらい、美しく残酷な王国ミステリーに魅せられました。
蒼く、昏い北の国で獅子のように。イオが蒔いた種は厳しい寒さに順応し、やがて花を咲かせるのでしょう。
結果あんなことにはなりましたが、サルナがはたを織る描写が好きでした。全編通して登場する布の数々にも異国情緒を感じ、今回も朝吹さんの小説を通して世界紀行を楽しませていただきました。ミステリーとしてもとても面白かったです!
(追記)
朝吹さんどうしましょう……またファンアートを作ってしまいました。朝吹さんの世界観がとにかく絵になるので作ってしまうのですが、こう何度もだと考え物でしょうか……
(じつは「飛行艇」にもトライしたのですが、思うように出来なくて断念しました)
作者からの返信
猫小路葵さん
最後までありがとうございました~。
偽KAC♯3の課題「めいど」に対する御作、「女井戸」と造語できたか!という愕きと、春画風のエロ発想に脱帽でした~。
あの井戸、女性が覗いたら何が見えるのでしょうね。またまったく別のものが見えるのかしら。
サルナ、正妻になることも十分に期待していたでしょうね。でも現実的なヨキラン王子は、オヴィテ亡き後も、イオを妻にすることを選んでしまった。
メグスーラが変節した理由は分からないままです。まわりが持ち上げるものだからイオの恋人になれるかもしれないと舞い上がったのかもしれないし、元々いやいやサルナに協力していたのかもしれません。
兄弟王子とイオの三角関係w
イオはどちらの王子とも相性よさそうですし、普通に男の嫁をもらってる国だってあるかもしれませんし、ここはひとつ三人で仲よく……。
でももしそうなったら、どんだけ風紀が乱れてるの北の国(笑)
ファンアート!! ぜひ!
食指が動くことがありましたら、いつなんどきでも!
お願いいたします(深々~)
むしろ猫小路さんのアートのファンの方から夜道でわたしが刺されないかそちらの方が心配……。
嬉しいです~♡
結.への応援コメント
サルナは言葉とは裏腹に一番納得してなかったんですね。よそ者に全部持ってかれるのは他ならぬ彼女だし。メグスーラは単に良心の呵責からというより、イオとの出会いから野心が芽生えてサルナを裏切ったとすると、オヴィラを含めて女の人ばかり伝承のせいで割を食ってますね。でもサルナも王妃にこそなれないけど大事にされてるんだから、そうとばかりも言い切れないか。過ぎた権勢欲のなせる業というか。凄惨な話なのに、王子兄弟の格好良さと最後のイオの決意が美しく物語を締めていて素敵でした。
こっから愚痴です(笑)。わずか一万字でこんな骨太なミステリ書かれちゃうと、やる気がダダ下がりです! くそおお負けないぞお!(すぐ回復)
またミステリ書いてくださいね。もっと読みたいので。
作者からの返信
アオノソラさん
最後までありがとうございました。
歴史上にも大勢、寵や世継問題で悪名を残した怖い女性はいますよね。
まずもって権力者の寵を自ら狙っていくような女性は、人並み外れて権勢欲と上昇志向が強いはずなので、そこのけそこのけで、世継も絶対に我が子を、となるのも自然なのではないでしょうか。
その裏には、ただ見初められて寵愛を受け、おっとりのんびり暮らしていくような無欲な女性も大勢いることでしょうが。
一万字に納めるために、毎回ばっさばっさ削ってます。
かえって二千文字くらいの方がコンパクトに最初から納まります。
コメントレビューもありがとうございました!
結.への応援コメント
サルナを殺したのは本当に獣でしょうか?
ミステリーを読み慣れないので「あ、これミステリーだ」と認識した瞬間からすべて疑うことになるので疲れます。
心地よく疲れました。素晴らしい。
作者からの返信
志乃亜サクさん
サク氏がミステリーで跳ねたー! というのを見届けて、こちらも選択ジャンルをミステリーにしてみました。
ああわかります、わたしいつも云ってるんです、特に「ホラー」ジャンルなんて、ジャンルを選んだ時点でホラーなんだな、と身構えてしまいほぼネタバレですよねって。ミステリーもそうですよね。
まあそれであっても面白い作品には何の影響もないのですが……。
ガンダムのアクシズって魔女の帽子みたいなやつ?
惜しかったです。
結.への応援コメント
王家とか後宮ものを読むと、いつも王家って怖いところだなって思います。
権力と愛憎がうずまく場所で。イオのように獅子の心を持って生きないと、喰われてしまうかもしれないな、と思いました。強くないと生き残れない場所というイメージです。
世界観も人間関係も細部まで細かいですね。
あと、私の妄想ですが、イオとカシスタ王子が禁断の恋に落ちてしまったら、とドキドキしてしまいました(笑)神と尊ばれる兄嫁と弟王子が恋仲になってしまったら⋯⋯なんて、BL展開を妄想したりして。それこそドロ沼的展開になってしまう(笑)すみません。
作者からの返信
陽麻さん
こんにちは! BL設定でもいけますかこれ?(笑)
BLって最初からBLですよと出されるのと、ノーマル関係なのに読者が勝手に想像を逞しくするのと(いわゆる二次創作のカップリング)どちらの方が盛り上がるのでしょうね~。
泥沼展開……にはこの場合はならないかも(;^ω^)
ヨキラン王子にはそのケがないので、イオと弟王子がそうなっても、我関せずな感じじゃないかと。
同じこの設定でBLを得意とする方が書いたら、それはもう、北国の寒さも吹き飛んでしまうよな、怖ろしい何かが生まれてくるような……(笑)
そういえばカクヨムには「BL」というジャンルが無いのですよね。もし作るなら、男性向けと一緒に隔離して、別館扱いになるのでしょうか。
現代でも「お遊戯会でどうして自分の子が主役じゃないの」とマジギレしているネタのようなお母さんがたまにいるくらいなので、ああいう感じの女性は、いつの時代にもいるのかもしれませんね……。
ありがとうございました。
編集済
結.への応援コメント
子供に権力を渡すためならなんでもしてしまうという母心は古今東西のものであり恐ろしい執着ですね
イオがいなくなってもまた新たな花嫁候補が決まる可能性があるのに…
メグスーラは気の毒でした
納得のいかない婚礼の上に殺人事件まで…
イオが嫌になって逃げ出すのではなく双子の妹の好きだった花の種を北の国に埋めるシーンはとても良かったです
明るい未来を感じさせて、日照時間も短い北の国が花でいっぱいになる日が来るといいなぁと思います
※追記
猫小路葵様ですか
まだ拝読したことないのですが
こちらのコメント欄でお名前見かけましたので
読んでみたいと思います
教えてくださりありがとうございます😊
作者からの返信
凛花さん
レビューコメントありがとうございます~。
嫌々嫁いだ(笑)イオですが、ヨキラン王子もいい人そうですし、何だかんだ云いながら、妹の好きだった花のように、異国に根を下ろすのではないかと。
※凛花さんは最近、鐘古こよみさんの作品をよく読まれておられますね~♡(レビュコメ通知で分かる)
鐘古こよみさんが趣味に合うなら、きっと猫小路葵さんもお好きではないかと。このお二方、双子のように筆力の高さも、作品センスも、選ぶ題材の系統も似ておられるんですよ~!
全く同じではもちろんないのですが、「あれ? 今どちらの方の作品を読んでるのかな?」くらいには混乱する時があります。
結.への応援コメント
女の嫉妬と野心が生々しい!オヴィテは可哀想でしたね。形ばかり男の花嫁を娶る、本当にどこかの部族に慣習として残っていそうな制度です。短いながらも物語の奥行きと北国の蒼い空気が感じられる、きりりと引き締まったファンタジーミステリで素晴らしかったです✨
作者からの返信
鐘古こよみさん
北欧のような緯度の高い国でも季節のいい時の晴れた日はきらっきらなんですが、全体としてはやはり寒色系ですよね。外が寒い日が多いし。そのせいで家の中の飾りつけに気合が入るのでIKEAみたいなのが出てきたり。
ファンタジーミステリ。おおそんな言葉があるのですね。
いつもは『歴史・時代・伝奇』ジャンルに投げ込んでますが、今回はミステリーに入れてみました~。
ありがとうございました♡
結.への応援コメント
おお、これはファンタジーミステリー。いつもながらに、繰り広げられる情景が素敵。
見事に綾なす人間関係が描かれていますね、それにしても人の心のオソロシさよ(>_<)
六題噺、いや馬村さんのお題を入れて七題? 壮大なお話でした。
企画にご参加いただきありがとうございました。
作者からの返信
柴田 恭太朗さん
いつも素敵な企画をありがとうございます~。あんまりはっきり憶えていませんが、最初に柴田さんの三題噺に参加させてもらった時はまだ#30番台だった気がするんですよね。
そこからもう百以上。
それもこれも、楽しく書くをコンセプトにして下さっているお蔭です。
毎週毎週、続けて下さってありがとうございます。