企画への参加ありがとうございます。
猫みたいな男を拾う、という少し不思議な始まりから、涼真と氷魚の距離がゆるゆる近づいていく空気がとても心地よかったです。
キャベツ、たらこ、唐揚げ、スナップエンドウ。
何気ない食卓の描写が、そのまま2人の居場所になっていく感じが好きでした。
氷魚の猫っぽさも可愛いのですが、それを観察しながら少しずつ絆されていく涼真の方もかなり良くて、男2人の距離感が自然で微笑ましかったです。
大きな事件ではなく、日当たりのいい部屋に誰かがいることの温かさで読ませる、優しい日常短編でした。