2026年6月11日 出家
2026年6月10日、手術後の診察を行う。
5月28日に退院したはいいものの、ケツの奥の痛み(S字結腸に癌が癒着していた)が酷くて、立てない、座れない、状態だった。
唸りながらクソをヒリ出すあの苦痛。開いた指を強張らせ、握りしめながら激痛と戦う、闘った結果、夜間の38℃の熱。
おいふざけんな!である。
また特に婦人科系の癌、婦人科系の手術後遺症として便秘、排泄困難はつきものであるらしく、大量の下剤を呑んでいるから、おもいっきり漏らしたりしています。
なので私は今完全病人モード、大人のリハビリパンツで生活をしています。ふふふ、こういう時介護職は抵抗がほぼないから楽ですね。
「病人なんやからしかたないやないか、ケツが健康で普通のクソひり出せる時までリハパンはいとったらええやないの」
全く抵抗ない。下着も奇麗。スバラ。
っていうことを、6月10日の術後診察で先生にお話したところ「あーS字結腸さわってるからねー」と納得され、ロキソニンというスーパーペインキラーを処方していただいた。俺は今完全体俺に近づきつつある!
となった矢先、続けて先生が仰った。
「じゃ、22日から入院して抗がん剤いきますねー」
出家イベントが来ました。
抗がん剤は髪が抜ける事で有名です。キタ!キタコレ!絶対ハゲ頭で仕事するし外出してやるんだ・・・!
婦人科系のガン患者さん、やはり絶対数が非常に多く、皆さん抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けてしまわれている。殆どの方がそれを隠すように帽子やウィッグなどで見た目を整えてらっしゃるのだが。だが。
私的にこれは「出家」イベント、あるいは「サイタマ化」イベントなので、絶対ハゲ頭のまま外出したいのだ・・・!
いやまあ、「癌と戦ってますよ」ってこれ見よがしに、みたいな見方をされるかもだけど、違うんだ、「ファッションとしての闘病」?
いや違うな、アバンギャルドが先なのだ、で癌だのなんだのはかなり後ろのレイヤーで、すごく簡単に言えば
「むちゃくちゃパンクなファッションができる大義名分としての抗がん剤」
ってやつだ。
ハゲが先にあり、ハゲ故ウィッグは無限に楽しめる。おお、見事なサイボーグファッション、気分で見た目を変えられる。
ちょっと濃いめのメイクをすればゴスからパンク、化粧を落として手を合わせれば出家!
最高じゃないか。
ずいぶん昔に言われたことがある「モテない、結婚できないお前みたいなブスは出家した方がいい」
よく考えてくれ「高齢未婚のデブスババア」と「高齢未婚の出家したババア」後者の方が意味が通るだろ。
ということで、今月から「出家イベント」開催いたします。
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