またしても、最初は「ドラクエ風の世界」や「おっさんがテンプレを壊す系のシュール作品」かと思わせておいて、いい意味で裏切られましたね。
酒場やクエストの雰囲気はどこかコミカルなのに、帳簿の内容や「回収/処理」という概念が出てきた瞬間、一気に世界の残酷さが見えてくるのが印象的でした。
未帰還者が単に「死んだ」ではなく、
回収されて使われるか、現地に残されるかという扱いなのも、なかなかえぐい設定ですね。
テンプレRPG風の見た目をしているのに、実際はかなり冷酷な仕組みで世界が回っている――
思っていたよりもずっとシビアな世界観だと感じました(笑)。
作者からの返信
徐々に世界の謎が明かされていくのが本作の魅力の一つと考えておりますが、
世界自体がある種のシステムのようなもので動いているんですね。これは現実の経済・社会でも同じですが、この世界では何かが違う。何かに動かされている、管理されている、そんな恐怖もコミカルの中に入れていきたいと考えています。
完全に別系統の現代コミカルホラーも書き始めましたので、ご興味ありましたら是非どうぞ。
もはや異世界転移というより、クソゲー転移ではないかこれw
ステータスやHUDはあるのに、判定は壊れてる、一本道はズレる、敵は当たってるのに効かない……。
ゲームっぽいUIだけ残って、中身は完全にバグだらけの現実というのが、かなり嫌な世界観ですね(笑)。
しかもチュートリアルクエストの目的が「討伐」ではなく帰還率チェックというのも怖い。
この世界、強いかどうかより「ちゃんと逃げられるか」を見ている気がします。
作者からの返信
あえて、俺Tueeeをよけるような執筆を心がけています。
王道に見せかけて、王道風な、そんなテイストですね!
今後も不穏な単語がいろいろ出てきます!お楽しみに。
幕間 逃げた先でも観測される ――にげるが勝ち、では済まない――への応援コメント
今回の回、思わず笑ってしまいました。HP1・攻撃力1・防御0という状態でノルマクエストに放り込まれて、それでもクリアしてしまうのは、もはや普通に伝説として語り継がれるレベルだと思います(笑)。普通のゲームなら「詰み」みたいなステータスなのに、逃げと回避だけで突破してしまうあたり、この主人公の生存本能はなかなか侮れませんね。
特に「撃破数0」「死亡なし」でクリアという結果が最高でした。勇者的なカッコよさは一切ないのに、ちゃんと条件を満たしているというのがこの作品らしい面白さだと思います。むしろ、この世界では「生き残ること」が最重要というルールがよく伝わってきました。
そして改めて考えると、あの「不均衡」の加護がじわじわ効いている気もします。不運まで加護扱いの世界なら、HP1で生き残ること自体が逆に補正なのでは……と想像してしまいました(笑)。
コミカルな展開なのに、この世界の理不尽さやゲーム的ルールがしっかり活きていて、主人公の「逃げるが勝ち」という戦い方がどう発展していくのか気になります。続きを楽しみにしています。
作者からの返信
今回は日常のノルマクエストが一体どういうものなのか?というギルドの日常を描きたかったものですが、書いているうちにどんどんいろんなレトロゲームネタを入れたくなって、こういう形になりました。RTAとかTASさんに近い存在です。彼(マスター)は。
幕間 風来のフー子は帳簿が苦手 ――自由人、数字にだけ負ける――への応援コメント
今回の幕間は、酒場の裏側で動いている世界の仕組みが少しだけ見えてくる回で、とても興味深かったです。タイトルやこれまでの展開はギャグ要素が強く、「ゲームバー転生おじさん」という軽快な雰囲気の作品だと思って読んでいたのですが、帳簿や観測ログ、出生ログの消失などの話が出てきて、意外とシリアスで緻密な設定が組み込まれていることにいい意味で驚きました。
特にイツキが「数字」で異常を見て、フー子が「匂い」で流れを感じ取る構図が面白いですね。同じ画面を見ているのに、役割や視点がまったく違う二人の会話から、この世界の歪みが静かに浮かび上がってくる感じが印象的でした。
また、「出生ログが動いていない」「生まれていないのではなく消えている」という示唆はかなり不穏で、この世界の根本的な問題に触れている気がします。さらに《回収対象》《現地残置》といった言葉も出てきて、単なる冒険世界ではなく、もっと大きな“管理システム”の中にある世界なのではないかと想像が膨らみました。
コミカルな酒場の雰囲気の裏で、こうした静かな異常が進行しているのがとても魅力的で、物語の奥行きを感じる幕間だったと思います。続きを読むのがますます楽しみになりました。
作者からの返信
この世界はかなりち密に設計させていただきました。作者用メモはすでにカクヨミ何話分にもなるほど積みあがってます。1章完結後の話もすでに出来上がっていますので、あとは作業時間の問題だけです笑
アニメ化本気で狙いたい作品です笑 今はまだ笑い話ですが。
酒場の朝の描写から始まる今回の回、最初は「初心者クエストのテンプレ展開かな?」と思いながら読んでいたのですが、読み進めるほどにこの世界の独特な仕組みがじわじわ見えてきて面白かったです。クエストボードの説明の少なさや、色違いスライムの危険な気配など、ゲーム的なチュートリアルに見せかけて実はかなり不親切な世界なのがよく伝わってきました。
特に白磁冒険者の立場を見ていると、「初心者=安全」ではない感じが強くて、思わず「白磁はゴブリン舐めちゃいけませんよ…」と言いたくなりますね。某ゴブリン退治の物語を思い出して、ちょっと怖くなりました(笑)。
また、最初は王道の異世界冒険ものの雰囲気なのに、少しずつこの世界の設定が積み重なっていく構成がとても上手いと思いました。クエストの仕組み、観測している複数の存在、そしてルステラの振る舞いなどを見ると、主人公が世界の中心というより、むしろ大きなシステムの手のひらの上で踊らされているような感覚があって、そこがこの作品の面白いところですね。
それでも主人公が「戦えないけど仕様には負けたくない」と言うラストが印象的でした。力ではなく別の形でこの世界と戦おうとしている感じが伝わってきて、今後どんな立ち回りを見せてくれるのか楽しみです。
作者からの返信
力こそ正義!ではない物語を書きたくてはじめたところもあります。
世界と戦う男、という表現が正しいので、今後もこうご期待です。
初クエストから戻った直後のドタバタ感がとても楽しく、酒場の日常の空気が一気に広がる回でした。ダイブから戻った瞬間に「腰!」となるあたり、42歳というリアルな年齢設定がいい味を出していますね。同じ四十代の男としてはちょっと抗議したい気持ちもありますが(笑)。せっかく異世界転移したんだから、腹筋鍛えてハーレム生活に備えないと!とツッコミたくなりました。
そしてスライム討伐の話も笑いました。スライムだけって聞いていたのに、親戚一同の法事みたいな数が出てくるのは完全に詐欺案件ですね。ただ最近の作品だと「最強のスライム」なんてのも珍しくないので、油断すると本当に痛い目を見そうで意味深な気もします。
また、白磁などの等級の説明を聞いていると、冒険者ランクの仕組みがどこか某●●リン●レイヤーを思い出してニヤリとしてしまいました。初心者ランクほど危険な依頼を掴まされることも多いので、白磁のうちは本当に油断できませんね。おっさん、ゴブリンには気をつけろよ……と言いたくなる流れでした(笑)。
一方で、コミカルなやり取りの裏で進んでいる「ログ欠損」の話や「子供」というキーワード、さらにルステラの登場など、世界のシステムの不穏さもぐっと深まった回でした。特に、主人公だけが観測補助AIを視認できる点や、「見ている側ではなく見られている側」という構図がはっきりしたところはゾクッとします。
ギャグと世界観の不気味さが同時に進んでいく感じがとても面白く、次の展開がますます気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
次の展開もいろいろと動きがありますのでよろしくお願いします!!
等級は完全に某からの導入です。TRPGもすごく好きなので...
HUDがなんかわんぱくで可愛いですね。異世界に行ってこんなのが出てきたら寂しさとか忘れそう
作者からの返信
ありがとうございます。HUDいろいろ面白くいじれるので今後も活躍させていきます。
幕間らしく本編とは少し視点が変わり、世界の裏側がちらりと見える回で面白かったです。特に、イツキと「神様(AI?)」のような存在とのやり取りが印象的でした。一見するとただの異世界クエスト物のようでいて、実は裏で観測や管理が行われているらしい構造が見えてきて、物語のスケールがぐっと広がった気がします。
また、イツキが主人公の挙動を観察して「成功率を上げすぎない」「目立たない成功を選んでいる」と見抜くところも興味深いですね。まだ本格的に活躍していない段階なのに、すでに“要注意対象”として観測されているあたり、主人公がこの世界でどういう存在になっていくのか気になります。
個人的には、イツキとミツキの名前が似ていて、最初ちょっと振り返って読み直してしまいました(笑)。ただ、それ以上に気になったのは、神様(AI?)が主人公だけでなくイツキともやり取りしている点です。普通の転生ものだと「主人公専用の神様」みたいな形が多いので、酒場側とも通信できる存在だとすると、この世界のシステムや監視構造がどうなっているのかますます気になります。
一見王道の異世界クエスト物なのに、裏では“観測”や“管理者”らしき存在が動いている気配があり、この先どこまで世界の仕組みが明かされていくのか楽しみです。
作者からの返信
ありがとうございます。
イツキ&ミツキ姉妹は、近況ノートでキャライメージ図をご覧いただくと
全然違うなーと気づくのですが最初はわかりづらいですよね。今後の執筆方針でもっとわかりやすくするように心がけていきます。
AIのルステラは明確な劇中ヒロインですが、その謎も徐々に解き明かされていきます。
お楽しみに!
王道の異世界転生の導入ながら、序盤から気になる仕掛けがいくつも散りばめられていて、思わず続きが気になってしまいました。特に「不均衡」という加護の意味や、候補にあった「不運」まで加護扱いなのはなかなか酷くて思わず笑ってしまいます。いかにも何か裏がありそうで、このシステムの正体がどう関わってくるのか非常に興味を引かれました。
また、転生トラックのシーンも思わずツッコミたくなりますね。本来なら高校生が主人公になりそうな場面で、42歳のおっさんが体当たりでフラグを奪ってしまう展開は思わず「おいおい、おっさん若者のチートハーレムライフ奪うなよ(笑)」と言いたくなりました。そういう王道あるあるをあえてズラしているのが面白いです。
酒場「るすと」の雰囲気や、見覚えのあるゲームキャラたちが普通に存在している世界観もかなりユニークですね。コミカルな空気の中に「ノルマ未達=死」という妙にシビアなルールが混ざっているのも印象的で、この世界が単なるネタ世界なのか、それとも裏に何か大きな仕組みがあるのか想像が膨らみます。
そして最後のドット絵風クエスト世界へのダイブ。異世界転生からさらに“ゲームの中の世界”に潜る構造になっているのも面白く、今後どんなゲーム世界が出てくるのか楽しみです。
「不均衡」の加護がどんな形で主人公の運命を狂わせるのか、続きがとても気になります。
作者からの返信
とても丁寧なレビューありがとうございます!これからも魅力的なキャラクターと、複数の伏線が多数仕込まれていきます。カクヨムはキャラ絵が出せないため、近況ノートにキャラ設定と、世界観補足が書いてあります。エピソードをお読みいただきつつ、参考にしていただければ幸いです。
編集済
ここまで拝読しました。
とても惹き込まれる導入ですね。これからもゆっくりですが追わせてください。
作者からの返信
ありがとうございます!ぜひゆっくりとでもいいので、追いかけてくだされば幸いです。現在今後のシナリオ・シーズン構想・世界観設定は完璧に出来上がっていますのでこうご期待です。
「スライムの親戚一同、法事で集まったみたいな数だったぞ!」
ここの表現好きですw 腹筋やられました笑
作者からの返信
ありがとうございます!今後とも応援よろしくお願いします!
読ませていただきました!
テンポが良く、非常に楽しめました。
今後の展開が気になる、とても面白い第一話でした。
★★★を置かせて頂きます!
良ければ、私の作品にも遊びに来て頂けると嬉しいです。
これからも応援しています!
作者からの返信
ありがとうございます~作品も読ませていただきました!
今後とも引き続き応援よろしくお願いいたします。
初コメ大感謝です。
第4話 酒場の外は、ゲームじゃない ――死んだら終わるのは、こっちも同じだ――への応援コメント
ここまで拝読させていただきました。
普通の異世界転移ものと見せかけて、がっつりホラーでしたね。
ただ、それなら主人公の能力が生存全振りなのにも頷けます。
ホラーもので最後に生き残るのってそういうキャラですもんね。
その辺りの設定の上手さが光る作品であると感じました。
今後も執筆頑張ってください! 応援しております!
作者からの返信
ホラーもあるんですが、いろいろ今後も展開が動きます!
是非今後も応援してください