圧倒的な描写力で描かれる緊迫感と独自の「嘘喰い」設定です。聖火の間の冷徹な石の質感、神官たちの偽善的な祈りが「赤黒く灼ける色」として視覚化されるシーンの心理的インパクトは息をのむほど苛烈です。嘘でしか生きられなかった少年が、嘘の視える瞳でどんな真実に辿り着くのか。エキゾチックで硬派なダークファンタジーが好きな方に、絶対に今から読んでほしい超おすすめの一作です!
三千年も燃え続けた、永遠の炎が消える所から物語は展開されてゆきます。濃密な地の文が生み出す、儚く繊細な描写は必見です。 そして何より、「嘘」という要素が印象的。真実とは真逆の嘘こそが、世界の残酷さを際立たせています。 非常に重厚な文章と世界観が、あなたを物語の世界に引き込みます。是非ともご一読頂きたい、素晴らしい一作です。