連続通り魔事件に巻き込まれ命を落とした高校生・怜音が、魔術が未発達な異世界へ転生する物語だ。管理者の少女から「お任せ」で授かった能力を携え目覚めた直後、ヒロインらしき美少女と共に巨大な竜に捕食されかける絶体絶命の幕開けが印象的。現代のゲーム知識や魔術理論を黎明期の世界でどう発展させていくのか期待を抱かせる。和洋折衷な朝食描写など、コミカルな日常と非日常の対比も魅力である。
異世界転生ものを好む読者。魔術の理論的発展や成り上がりに興味がある読者。絶体絶命の状況から始まる展開を楽しみたい読者におすすめできる。