読破いたしましたので感想ということでレビューを失礼します。
読みやすい作品で、丁寧に描かれています。誤字脱字や表現間違いもないので、文章に意識を逸らされずに済むので安心しました。
作品の内容に触れてしまうとなんだかネタバレになりそうなので、忌避してみようかと思います。
読破したものとしてかける言葉を選ぶとしたら「せめて2章までは読んで」です。読み進めていくと作品の先に促されていけると思います。
この作品は、安っぽくて刺激過多、IQ下げてすぐ理解できる、そういう作品の正反対を歩くような作品です。といっても難解すぎるわけでもなくいいバランスを持っています。
例えば、触れるか触れないか、肌に触れるより纏う香りを楽しむような、遠くから思いを寄せて恋しく思うような、そういう日本人ならではの文化観を楽しめるような気がしています。
読書の際、国語便覧が手元にあるほうがイメージがはかどるのではないかと思いました。私個人は古の読書知識(平安あたり)が役に立ちました。御簾や烏帽子、几帳の読み方を知っているとスムーズです。
個人的な感想になりますが掴みがぐっとあったら、きっともっと狂おしく読まれる作品になるように思っています。
キャラクターの設定がしっかりしているので、生かしていただけると嬉しいです。
ですので期待を込めてレビューを、手紙をしたためる様に書きました。応援しています。