時は華やかなりし大正の世。ある夜会の賭け事に巻き込まれ、「極悪非道」と噂される鷹野廉の妻となることになった「行き遅れの地味令嬢」こと森部ひな。
しかし彼女の正体は、過去の事情からわざと地味な化粧で自身の美貌を隠しているだけの、圧倒的「陽属性」の持ち主でした!
どんな状況でも斜め上の超ポジティブ思考で突き進み、天然な発言を繰り返すひなに対し、極悪なはずの廉が思わずツッコミに回り、次第に毒気を抜かれていくテンポの良い日常が描かれます。
本作の最大の魅力は、ひなの愛すべき「突き抜けたポジティブさ」と、それに巻き込まれていく廉とのコミカルで温かい掛け合いです!
初めは呆れていた廉が、ひなの裏表のない純真さや予想外の行動にすっかりペースを握られ、いつの間にか彼女から目が離せなくなっていく過程にニヤニヤが止まりません。
地味な変装を解いた時の圧倒的なギャップや、彼女を呆れながらも甘やかしてしまう廉の不器用な優しさに胸がときめくこと間違いなし。
笑ってキュンとできる、多幸感あふれる和風ラブコメディを読みたい方に全力でおすすめしたい一作です!