第6話 コナン?
くっっっっっっっさぁぁぁぁぁぁぁ!
朝起きて部屋のドアを開けた瞬間、ドアを閉めた。
部屋の中は臭くない。この世の終わりか?と思って窓を開けて外を確認するが、天気も匂いも異常なし。
うん。夢は覚えてないけど、猛烈になんか臭い夢だったのだろう。うん。そうだ。
ドアを開ける。
くっっっっっっっさぁぁぁぁぁぁぁ!
オッッッッッッッッッッッッッッエ!
ドアを閉める。
私の部屋は2階にあるのですが、これじゃあ歯磨きもトイレもできないとのことで至急、1階にいるであろう母にLINE。
わたし:今ってパイプクリーナーとか、なんか特殊な掃除してたりする?
母:いや?
わたし:まじか。なんかめっちゃ臭いんだけど、心当たりある?
母:え?ないけど。
しばらくして誰かが階段を駆け上がる足音がした。母だろう。
コンコン
母が私の部屋のドアをノックする。
「くさくないけどぉー」
その言葉を信じてドアを開けるが、やはり吐き気が止まらなかった。取り急ぎ、2階のありとあらゆるドアを開け、母から特にどこが臭いか捜査願いが出された。昔憧れていたデカワンコに一歩近づけた瞬間だった。
捜査結果、母たちの寝室からだった。
「あ」母が口を開く。
「原因わかった」
「なに!」
「昨日の晩御飯だ」
昨日、母たちは一日中出かけていた。久しぶりに丸一日家に1人だけという優越感に浸るのは楽しかった。私が実家に帰ってきて初めての1人夜ご飯だったが、その頃母たちはニンニクチップを頬張っていたらしい。
それだ。
ニンニク+お酒+一日中お出かけ
=爆睡
=イビキ グーカーグーカー
=上に向かって口呼吸
=ニンニク臭が充満(8時間睡眠)
=翌日何も知らない娘が部屋のドアを開けて吐き気催す。
ええ、謎は解けました。
真実はいつもひとぉぉつ!
ニンニクを食べたら息が臭くなる
そしてその臭さは自覚してないことが多い
本当に臭くて嗚咽が止まらなかったが、その代償にデカワンコとコナンになるという夢を同時に叶えられた気がした。何も推理してないけど。
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