応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • コメント失礼します。どううまく言葉にして良いかわからないんですけど、今まで読んできた中で一番「愛」を感じるラブストーリーだと思いました。とても素敵なお話を、ありがとうございます。

    作者からの返信

    箸先美鈴さん、コメントありがとうございます。

    私自身、「愛」の表現とはかなり難しいものだと思っています。この作品も2人の時間をどう表現していくかというのでかなり苦戦していたので、その点を評価していただけるとありがたいです

  • ここまで、とても切ない気持ちで読ませてきただきました。
    雅也さんが、ずっと理不尽な現象に怯え、戦っている様子が伝わってきます。
    筆致が静かな分、内面描写の繊細さが浮かび上がるようでした。

    2人の時間を今に置くか、はじまりに置くか、彼の中の落とし所が気になります。

    作者からの返信

    ゆいさん、コメントありがとうございます。

    残り2話で完結です、2人がどういう選択をしていくのかを見守ってください。

  • 第2話 戻ってきた日常への応援コメント

    日常の解像度が少しずつ上がっていく様子が、まるで古いラジオのノイズが晴れていくようで、読んでいて静かな安堵を覚えました。特に「トーストのチーズ」や「新聞のめくり方」といった細部への着眼点が、雅也の切実な祈りと重なり、胸に迫ります。

    一方で、現在が繋がる喜びと引き換えに、積み上げた過去が指の間からこぼれ落ちていく対比の描き方が実に見事です。ただの「回復」で終わらせない、冷徹なまでのリアリティに痺れました。幸せなはずの朝食の風景が、最後にはどこか透明な哀しみを帯びて見えます。

    作者からの返信

    薬を使って、すべてが元に戻りましたでは、私の中では嘘っぽくなるので、その展開はできませんでした。

    私自身、人生の選択には、どちらを選んでも正解というものがなく、どちらの痛みを引き受けていきていくかだと考えています。
    治験薬を使っても、積み上げた過去がこぼれ落ちていくという痛みが残る。その痛みを知って2人がどういう選択を選ぶのかが、この物語のテーマになっています。

  • 第2話 戻ってきた日常への応援コメント

    治験薬という蜘蛛の糸……

    作者からの返信

    蜘蛛の糸ですが、それにすがらないとやっていけない。現実はもっとしんどいのだろうなと思いますが、そこまで描こうとすると私の心が限界を超えるので、今はここまでです。

  • 第1話 今がこぼれていくへの応援コメント

    アムステルダムの静かな朝、トースターの音から始まる老老介護の現実に、胸が締め付けられる思いです。「名前のない関係」から「夫」になれた30年の重みが、認知症という消しゴムで少しずつ消されていく描写は、冬の光のように静かで残酷ですね。

    「嫌味な男」という記憶だけが鮮明な俊司さんに、不謹慎ながらも人間味を感じて口元が緩みました。介護の限界と、大切な記憶の変質を秤にかける雅也さんの苦渋の決断。その震えるペン先に、どうか穏やかな「今」が宿ることを祈らずにはいられません。

    作者からの返信

    てっぺいさん、コメントありがとうございます。

    私もこの物語を書いていて、結構しんどくなりました。私が向きあえるのは、この物語を考えている間だけ。その期間だけでもしんどいのに、現実として向き合っている人たちのことを考えると胸が締め付けられる思いです。

    なので、この物語はその気持ちが簡単に無くなるようなものにはしていません。しんどくなるところは思いますが、最後までお付き合いいただければと思います。

    編集済
  • 第1話 今がこぼれていくへの応援コメント

    美しくも残酷な「記憶の落日」を描いた物語ですね。
    「夫」と呼び合える場所へ辿り着いた二人が、今度は病によってその絆の形を奪われていく切なさが、冬のアムステルダムの静かな情景と共に深く胸に刺さりました。

    作者からの返信

    「思い出」というものが、2人の絆を結び付けていたのに、それを失っていったときにどういう風に私自身向きあいたいだろうかと思って書いた作品です。
    テーマ的にはかなり難しいもので、書き終わった今でも、これでよかったのだろうかと考えてしまいます。