第5回への応援コメント
企画からきました。
タイトルに「不存在」――この作品は「幽霊がいる話」じゃなくて「幽霊がいないかもしれない話」なのがまず面白いと思いました。
一里が影を見始めてから、怖がるよりも先に「幽霊か、さもなければ精神的な問題か」と淡々と二択で考えてしまうあたり、主人公のキャラクターが序盤からしっかり立っていて、「そのあたりの石と同じ」という境地まで自力でたどり着いてしまう胆力、なかなかすごい。
玲との食堂シーン――多世界解釈だの時間遡行粒子だのをさらっと持ち出して自分でも「私の妄想だ」と言い切る玲のキャラが最高で、「先輩、理学部でしたっけ」「いや、文学部だけどね」のやりとりには思わず笑いました😅
実験のくだりは特によくできていて、「因果が逆」という一言でそれまでの謎がすっと繋がる快感がありますね。テープを貼ったからそこに立ったのか、立っていたからそこに貼ったのか——読んでる側もちゃんと混乱させてくれるのがとても丁寧です。
「後から言うな」という突っ込みどころ満載の忠告シーンとラストのウインクで、重くなりすぎず爽やかに終わるバランス感覚も好きです。全体的に、ミステリとSFと日常系が絶妙にブレンドされたお話だなと思いました🤗
作者からの返信
ありがとうございます。
文字が詰まって、理屈ばっている拙作にこんな感想をいただけるとは感謝しきりです。因果~のくだりも、そう読んでもらえたら嬉しいな、というのが少なくともおひとりには伝わっていたことがわかり、勇気づけられました。
第1回への応援コメント
こんにちわ。はじめまして。
私の稚拙な物語を読んでいてるようなので、ありがとうございます。
ご挨拶も含めてすが、感想などを書かさせて頂きます。
かなり詳細に登場人物の内面を上手く書かれているので、非常に驚きました。
ここまで登場人物の内省を考察されるのは、非常に卓越した文筆能力がなくては
書けないなと感じました。
書き手(主に私ではありますが( ;∀;))は、自分の思いを伝えたいばかりにどうしても気持ちが先走り、起承転結のうち起転だったり、起結をやってしまったりと
構成が壊れてしまいがち。脳内ではできているけどみたいな。
それを回避するためには、相当な集中力と手間暇が掛かると思います。
それらが丁寧な文体と物語の流れで読み取れるので、正直、感嘆いたしました。
もっと読み込みまして、物語の筋立てなどの感想なども書かせて頂こうと思います。
やや上から目線ですいません。。
創作頑張ってください!
第25回 第一章最終話への応援コメント
『掴みの悪さ』企画へのご参加ありがとうございます。企画主です。第一章拝読させていただきました。
非常に知的好奇心がくすぐられるSFですね。めっちゃ面白いと思いました!未来視もただの未来視ではなく、量子性を持った別の時間軸の自分の可能性を、今の自分が観測する、という設定なのでしょうか?(間違っていたらすみません)なんにせよ、未来は視えても確実なところとそうでないところがある、というのがとても面白い独自設定だと思いました!
ただ、やはり序盤の掴みは悪く感じました。まず内容の問題です。
第一回では日常に謎の人影が見えるというホラーが示されます。これ自体は導入として良いと思ったのですが、そこから第二回でいきなり物理学的な話に転換しています。
私は面白いと思いました。ですが、ホラー期待の読者はここで「なんか小難しい議論が始まったぞ……?」というようなギャップを感じるんじゃないかと思われます。恐らくそのギャップが、離脱率を高める要因になり得るのではないかと……
もう一つは、見た目の問題です。
第一回では、地の文がスペースなくぎっしり敷き詰められています。正直に言って、私はかなり読みづらく感じました。そしてこれは読者に読みづらさという負担を与えているだけでなく、強調するべきところが示せていないという問題も生んでしまっているように思われます。
第一回の話の核は「日常に謎の人影が見えるホラー」ですが、その実態は「幽霊的・陰鬱的なホラーではない」という、今後の展開の仕掛けになる大事な『謎』が地の文の壁の中に埋没してしまっています。この点が目立つだけでも、「ホラーっぽいけど、ただのホラーではない」という強力な読書動機に昇華するのではないかと思いました。
こんなところです!長文失礼いたしました。未熟な私の意見ですが、参考になれば幸いです。
作者からの返信
ありがとうございます。
やっぱりそうですよね……
漫画も動画も、最初の一ページ、最初の一瞬が読者・視聴者を掴めるかどうかと言われています。クリック一つで飛んできて去っていけるweb小説サイトだけが、その轍から逃れられているはずもなく……