歴史に刻まれた悲劇の裏には、誰かが誰かを想い続けた熱が確かに存在し、その想いこそが時代を動かす光になる。運命に翻弄されながらも、信じた者のために立ち続ける意志は、どんな暴君にも奪えない人間の尊厳そのものだ。もしも違う未来があったなら、そのもしもに込められた祈りと愛を、美しく切なく描き切った作者に深い敬意を。