縞間さんは、クズ男とダメ女の作品をよく書いている。読むと、そのクズ男に腹が立って、ダメ女にイラつく。これはひとえに、縞間さんの描写力の賜物である。ずいぶん昔の話。夏目漱石の坊ちゃんがテレビドラマ化され、毎週観ていた。赤シャツがイヤミで、『コイツ好かん!』と言ったら父親に『それはこの役者が上手いからじゃ』と諭された記憶がある。それと同じ。縞間さんの筆力で、いつも私は感情を揺さぶられる。読んで、共感して欲しい!
彼のどこが良いのか、本当に分かりませんね……話自体、味があってとてもいいと思います。