Gカップシリーズ、最新作です!ありがとうございます!
今作はオスカーワイルドの『幸福の王子』を基にした、すごく素敵で艶かしい、大人な童話となっております。
この国の王女は、人々の生活がいかなるものか分からないまま、その一生を終えます。
そして死後、宝石や金箔で造られた像(胸がすごい)になって初めて、人々の窮状を知るのです。
とそこにやってきたのは一羽のツバメ。
王女の像は自分の体にあしらった真珠のネックレスをツバメに渡して、「通りをとぼとぼ歩くイケメンに渡してほしい」と涙ながらに訴えます。
どうして真珠のネックレス!?
そんなツバメの疑問への答えが、とんでもないものでした……。
原作の設定をしっかり生かしながら、ぶっ飛んだ内容に変換させた見事な展開!爆笑必至です!
しかも、しっかり感動させられる傑作です!
是非ともご一読を!!!
思わぬ大逆転。あの有名作品が「こういう形」になるとは。
本作はオスカー・ワイルドの「幸福の王子」をベースにした物語です。
この作品に出てくるのは「王子」ではなく、「スタイル抜群の王女」の姿をした像となっています。
体のあちこちに金箔やら宝石やらがついているため、「困っている人たち」にそれを分け与えて助けてあげようとします。
オリジナルの「幸福の王子」では最後に捨てられて終わるという悲しいエンディングになりますが、本編では一体どのような形になるか。
宝石をもらう人々。彼らもかなり癖が強く、「この人たち、本当に救う価値ある!?」とツッコミを入れたくなるのも楽しい。
そんな人々のためにどんどん宝石が失われ、更には金箔も剝がされ……となっていきますが、だんだん思わぬ方向へと進んでいくことに。
王女とツバメは、果たしてどんな未来を迎えるか。
助けた人々の「その後」が思わぬ形で王女やツバメたちに作用し、最後の最後で「隠された答え」に辿り着くことに。
王女たちのコミカルなキャラがとにかく面白く、読後感もとても良い。文学な雰囲気と共にポップな楽しさも味わえる作品です。
九州北部の巨乳作家、七月七日女史のGカップシリーズ7作目です。本作では、Gカップを超えるHカップが登場しますが、ヒロインではないので、やっぱりGカップシリーズでいいんだと思います。
これまで、Gカップシンデレラ、桃太郎、など、数々の名作を生み出した同シリーズですが、七匹目のドジョウも素晴らしい出来栄えでした!
今回は、「幸福の王子」のパロディで、銅像は巨乳のお姫様です。ツバメ君が、お姫様の願いを入れて、宝石や金箔をはがして、困っている人に届けるんですね。だけど、これがちょっとずつズレてるw 助ける相手は、マッチョマンや、祖チン男、売れない巨乳作家、などなど、そりゃ困ってるんだろうけど、助けるのはどうなんだろう。。という相手ばかりw
ネタバレがアレなので、この位にしておきますが、これら人間味に溢れた魅力的なキャラたちが、最後に立ち上がり、あれこれあって、最後は大団円。よかったねツバメ君。
フヅキさんの作品は、全体にそうですが、ギャグを取り混ぜつつも、人を見る目が暖かい。みんな優しい心根の持ち主で、読んでいて暖かい気持ちになること請け合いです。
これはお勧めです。是非どうぞ。