転生したぜ

エピローグ

ぼくは、努力をしないチート主人公は嫌いだ。ぼくがなれるならまだしも、他人がなってちやほやされているのを見ていると腹が立つ自信がある。

あーだれかぼくにチートくれないかな。


X年後


もう、老人になってしまった。結局だれもぼくにチートをくれなかった。まぁ、当たり前か。

老人になっても中二病が治らないのはびっくりした。SNSを見ていると高校に入る前には中二病が治るらしい。しらんけど。中二病の夢といえば転生だ。転生といえば神様だ。一応お願いしてみるか。


「神様、仏様、誰か様お願いします。異世界ファンタジー世界に転生させてください。何でもします。本当に!」


これで通じただろうか?勢いで神様以外にもお願いしてしまったが。

そんなことを考えているとよそ見したトラックにひかれてしまった。ぼくは、なぜか喜んだ。「確定演出きちゃぁぁ」と。誰かが、

「大丈夫ですか。意識はありますか。」

必死に叫んでいた。必死に叫んでいるのはきっとぼくをひいてしまったトラックドライバーだろう。乙。

お前の人生終了確定 そしてぼくの人生も終了確定(物理)

ま、ぼくには異世界が待っているけど。


10分後


よくある異世界転生ものなら、ここらへんで神様とかすごい人とかの声が聞こえるはずだけどおかしいな?でも大丈夫でしょ、なんとかなるさ。そ、う、だ、よ、ね

転生するよね。じゃないと僕が死にそうで喜んでいる変人になってしまうじゃん。


更に10分後


もう異世界じゃなくていいから、現代ファンタジーでも、SFでも普通の現代でも何でもいいから転生させてください!プラスでぼくに『命令』できる権利付き。これじゃ足りないなんて言わせない。

あれ、思ったより生きれているぞ。もうそろそろあやういが。最後に挨拶でもするか。「ばいび世界」






おぎゃあ。おぎゃあ。

あれ、転生した??マジで、

っっっしゃああああ。神様とかにお願いしといてよかった。

転生したら確かめるランキング(ぼく調べ)第一位「どんな世界かを調べる」早速やっていこう。


約1年後


やっとわかった。ここがどんな世界か。発表する前に一つだけいいか。

誰かがいたら絶対こういうと思う。

「時間かかりすぎじゃない」

と。でもね、これはしかたがないの。なぜかっていうとね、生まれたてのぼくがはいはいしだしたらどう思う?びっくりするでしょ。そういうこと。だから、部屋から観察することにしたの。だけど、部屋の中からだとびっくりするくらいわからないんだよ。これが。だから、しょうがないんだよね、ぼく。

言うの忘れていた結論を言う、この世界は、なんと、なんと、

「現代ファンタジー」でした。で今は、2007年ぐらい。

ダークな現代ファンタジーではなくて、配信とか結構行われているタイプの現代ファンタジーでした。で、現代ファンタジー化したのがつい最近、2000年です。1年でここまでしらべれたぼくを誰かほめて。


まぁ。今まで調べれたことでこの先どうするか決まりました。

其の一

冒険者ランクを上げたり配信をしたりして有名になる

 もしかしたら、誰かが何かの目的でぼくをこの世界によんだ可能性があるからね。一応『命令』する権利をあげるといったからしないといけないからね。ぼく使命感強すぎ。

其の二

其の一のことを解決出来たら、金稼ぎする。

 30代くらいで働かなくてもいいぐらい稼ぐつもりでがんばるぞい。あと、育ててくれた親にも何かしたいしね。ぼく優しすぎ。

其の三

楽しく生きよう

 急に胡散臭い宗教みたいになったけど、まぁ、楽しくいきたいしね。


これを基本に臨機応変?に生きていくぞ。












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