第9話 夢の散歩
海。目の前にフィレオが居る。
「私と砂浜を一緒に歩いてくれる?」
「うん!」
フィレオと一緒に砂浜を歩き始めるフィガロ。砂と海しかなかった世界に、少女が舞い降りた。
フィガロはこの海の向こうには別の島があるのか?なぜフィレオはこの島に居て、自分に干渉出来たのか?と次々に質問した。しかし、フィレオはただ微笑むだけだった。フィガロはフィレオが答えたくないのであればそれでも良いと思ったし、砂浜を歩いて海に少し足を濡らすだけで充分だった。
「そろそろ時間だね」
「フィレオ、また会いに来てほしい」
フィガロはフィレオの手を握り、懇願する。
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