なぜ見ている動画から『ひろゆき』の声がするのか
父がある時このようなことを言った。
『なんでさあ、あの著名人の【ひろゆき】がさあ、なんで俺らが住んでる【た〇つき】の住宅事情について、なんで?言ってるん?どうなってるん?』と。
どうやら父が言うには、【ひろゆき】つまり西村博之氏、YouTuberの彼が、メディアに引っ張りだこにも関わらず、大阪の特に北摂の【た○つき】についてをわざわざ動画で言っているのだ。ということらしい。
いわゆる、不動産のCMだ。た〇つきの不動産を買ったら、ジッとしててもお金が入ってきますよというCMが、YouTubeで流れてきたようだ。ほう。
だが父は知らない。【ひろゆきメーカー】なるものがあることを。
『エッツ?何それ?』と父は食いつく。
『それは、ひろゆきが喋っているの声をAIでサンプリングして、誰でも彼の声で喋らせられるように、ネット上に無料で公開されている、読み上げソフトだよ。』と説明した。
他にも、ずんだもんなどもそうだ。かわいい。
ああ、なんでこれがあるかわかるかい?突然だけど、クイズだよ。
『じゃあなぜ、ひろゆきやずんだもんの声が、サンプリングされるのだろうか?』これについて、ちょっと考えてみよう。
偉そうにごめんね。僕スグ答え教えるからね。
さて、答えは、『人間というのは、聴きなれた声を信用しやすいからだよ。』
ひろゆきさんは、かなり弁舌が鋭くて、なんでもビシバシと発言するし、それにおいて、すごく秀でている。
だから、沢山の人が、彼に質問し、彼からアドバイスをもらおうとしている。
情報過多の時代だから、彼の意見はとっても貴重で、先見の明があるという考え方もある。
そのため、色んな場所で切り抜きや引用がされているよね。テレビでも見ない日はないし、リール動画(ショート動画)を見ていると、見ない日はないね。
だから、CMにこの声を起用したら、嫌でも話に耳を傾けてしまうのだ。
『ずんだもん』も一緒だね。かわいい。
この声に癒されて、グッズを買って、みんなもサンプリングを使って、読み上げを動画に乗せている。だから、みんな聞きなれている。
そんな声をCMに起用したら、『ずんだもんが言うなら、買ってあげようじゃないか。』てなもんだ。
そういうマーケティングが世の中にはあるんだよ。
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