妻を亡くし虚ろな毎日を過ごしているマイケルに、ある日アンドロイドのホープが贈られてくる。
過去の体験から愛とは何かを知りたがっていたホープは、マイケルと過ごす内に自然と彼に向ける気持ちこそが愛なのだと理解していく。
人を幸せにするために作られたアンドロイド。しかし、その気持ちはプログラムされたものであり、アンドロイドには心はないと考えられていますが、果たしてそうなのでしょうか。
この作品では、アンドロイドが心を持つことになりますが、作者さんの考えでその理由にもしっかり言及している点が素晴らしいと思います。
主人公とアンドロイドがお互いを大切に思い合う中で芽生えた感情が、徐々に愛だと分かっていく描写に、読んでいてとても優しい気持ちになりました。
まだ連載中ですが、とても温かな文章なので癒されたい方にピッタリな作品だと思います!
オススメです(^^)
愛妻を早くに亡くし、長年独り身となっている40代おじさんの元に、変わり者友人から青年アンドロイドが送りつけられて来ます。
アンドロイド、ホープは旧式の欠陥品。けれどおじさんの元に寄越された理由が、読んでいくうちに分かってホープを応援したくなってきます。ピュアで優しく人の心を理解しようとするホープが可愛くて仕方ないです。
そんな彼に癒され、そして彼のために受け入れていくおじさんの不器用ながらもまっすぐな家族愛に感動します。
人が持つ愛情を、偽物の器であるアンドロイドにも持てるのか。存在を形成する命は、どこにあるのか。献身的ながら互いのどうしようもない気持ちが繋がり合う、優しく切ないお話です。最後はハッピーエンドでもあるのでご安心ください。
お勧めです!