流転

曖昧に溶かした日常で

今日も無意味に細胞分裂

1日2万の浅い呼吸が

僕を支えてる

明日には無くなる言葉覚えて

二酸化炭素を撒き散らし

薄利多売の多様性に閉口気味です。

僕は歯車になったって

犠牲者になんかならないって

誰に向かって叫んだって

まぁ君たちも大抵馬鹿なんですが


不自然に呼吸を止めて

閑々かんかんと生命は執拗しゅうねいに

流れて行くもので


転んで擦りむいて泣いた顔を上げて

ゆらゆらと夢を見る髑髏しゃれこうべ

生命線が占う明日を蹴飛ばして

奈落に咲いた


右むきゃ右で不満になって

茨の道じゃ不安に負けて

明日には答えが変わっている

自分ぼくを笑ってる

一体誰のために泣いて

一体誰のために笑って

一体誰のために生きてんだって

まぁ僕たちも大抵馬鹿なんですが



「きっとそんな日もあるだろう」

君は僕に言ってくれたけど

「いつかまた花は咲くだろう」

雨はやがて、、、


黎明の朝焼けは嫌いです

混沌の生活の主演に

成り果てているもので


損切り、悲哀を語れば深爪、語呂合わせ

不可解は等閑なおざりに付しましょう

無い物ねだりで、不躾ぶしつけ、御免で切り捨てて

仲間外れ


転んで擦りむいて泣いた顔を上げて

ゆらゆらと夢を見る髑髏しゃれこうべ

生命線が占う明日を蹴飛ばして

奈落で叫ぼう


もういいかい?

まだだよ

僕は此処にいるよ



【解説】

サビが出来ていまして、本当は「かくれんぼ」というタイトルでしたが、「流転」っていい言葉だなと思いました。

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