その日、少女はその頸を絶ち落命した。
されどその鮮血の華は、産声への祝福だった。
剣に憑かれ、剣に狂いし金髪の少女『宮本神凛』は、自らの住まう団地が迷宮に呑まれるのを眼前に、己の掌にある大太刀で命を絶った。
「ハッピーバースデー」と、そう言い残して。
いくつか後、彼女の師匠である男装の麗人『清十郎』は、彼女の住まいを呑み込んだ迷宮の内で彼女の死した現場を発見する。
そこには、正常なる光の柱の中で鞘に収まる神凛の大太刀。
清十郎がそれを引き抜き放てば、まるで時間が巻き戻るように、宮本神凛が一糸纏わず復活した。
師匠と弟子、感動の再会。
師匠は微笑み、弟子は歓喜に震える……そして熱い抱擁のように────手に持つ大太刀を振り下ろした!
「好きですっ、先生!あたしと死合ってくださいっ!」
鮮烈な始まり、激烈な再会、そこから始まる斬れ味抜群のバトル描写!
惹き込まれる空気感は、さながら大地を波打つ迷宮のよう!
これからどんな物語が斬り刻まれるのか、楽しみで滾ってきます!!
バリオススメです!