ゴールの先へ

ゆうと

第1話 敗北

人物紹介


山根海斗 主人公、東中学校3年生

西川大智 海斗と小学校からの親友、3年生


20‪✕‬‪✕‬年


監督「この大会が3年生最後の試合だ!全力でプレーしてくれ!」


海斗「俺の最後の大会、絶対に負けられない!」


大智「あぁ!この初戦絶対に勝とうな!」


海斗「うん!」


東中学校vs西陵中学校


海斗「大智!右からプレス!」


大智「OK」


仲間1「ロングボール来たぞ!ヘディングしてくれ!」


仲間2「OK!」


仲間3「まずい!セカンドボール!」


仲間2「相手に拾われた!足が早くて間に合わない!」


仲間GK「俺が止めてやる!」

(右か!?)


キーパーの逆をついてゴール

東0-1西陵


海斗「こっからこっから!」


大智「前半のうちに逆転するよ!」


だが両者1点も奪えず試合終了


海斗「はぁ… はぁ…」


大智「くっそ!」


海斗「俺らの最後、これでおしまい…?」


大智「残念だけどそうだな…


海斗「悔しいよ…初戦でこんなの…」


監督「皆!集合!」


監督「3年生はこれで引退だ。お疲れ様。俺は…グスッ みんなと…グスッ サッカーが出来て楽しがっだー!」グスグス


監督「高校に行っても頑張ってくれよ」


帰り道にて


海斗「なぁ、大智も高校は広島県のサッカーの名門校、広島七海に行くよな?」


大智「正直行きたいけど…やっぱりやめようかな…」


海斗「え!?なんで?」


大智「だって広島七海はサッカー部員数100人越えのとんでもねぇ高校だぜ?スタメンどころかAチームにいけれないかもだし…」


海斗「弱音を吐くだなんて大智らしくないよ?俺たち2人なら大丈夫だって!な!」


大智「わかったよ、海斗の言うこと信じるから」


海斗「ありがと〜!さすが俺の親友!」


大智「まあその前に受験に合格しないとな」


海斗「うわぁ、勉強したくねぇー…」


大智「偏差値50くらいだしノー勉だったら絶対落ちるぞ」


海斗「わかったよ…」


そして月日が流れ、とうとう七海高校の入学式


海斗「どう?制服似合ってる?」


大智「うん!いい感じだよ!」


海斗「よし!」


大智「てかいきなり明日からテストかよ」


海斗「え?まじ?なんのテスト?」


大智「春休みの課題の」


海斗「え?」


大智「え?まさか…」


海斗「1個もやってません…」


大智「なにしてんねん!帰ったらすぐやれ!」


海斗「はい、やります…」


次の日


海斗「テスト終わったー!どっか店寄ろうぜ」


大智「あそこのショッピングモール行こうぜ」


ショッピングモールにて


海斗「そういえばさ」


大智「うん」


海斗「部活っていつから参加すればいいの?」


大智「今週の金曜日の5、6時間目に部活動PRがあってその日の放課後、もしくは月曜日から参加になるよ」


海斗「まじか!早く公式戦出たいな!」


大智「リーグ戦ならあるだろうね」


海斗「リーグ戦?」


大智「うん、高校サッカーには高円宮杯っていうリーグ戦があるんだよ。広島七海はAチーム、Bチーム、Cチーム、Dチームがあってそれぞれ30人ぐらいいるよ。Aチームがプレミアリーグ、Bチームが県リーグ1部、Cチームが県リーグ3部、Dチームが県リーグ4部にあるよ。」


プレミアリーグ

プリンスリーグ

都道府県リーグ


海斗「すげぇ!てことは一番下の県リーグ4部は上から6番目か!」


大智「そうそう!ちなみに県リーグ3部は2つに分かれていて、県リーグ4部は参加数によるけどだいたい8つに分かれていて1つのグループにだいたい6〜8校あるよ。」


海斗「そうなんか!てか大智詳しいな…」


大智「沢山調べたからね!」エッヘン


海斗「てか大智」


大智「なにー?」


海斗「春休みの宿題手伝って」


大智「嫌に決まってんだろ」


1話おしまい

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