零に。

STORY TELLER 月巳(〜202

第1話神和ない

小学生の頃までは多少納得出来ていた。

その、親の注意、と言うやつ。


小学生の頃なら、確かにわからない子もいるよね、とか。

漠然と思い、同意をしていた。

親が私の事をわからないのが普通だったから。


親は親。

ただ、一般的な、小学生ならこうだよねーと言う方に、私を連れて行きたくて。

一般的な方じゃない私には、全く響きもせず。



親は親の世界の神。

私は私の世界の神。


全くそもそも噛み合ってはいなかったから、

私は噛み合わせたかったんですけどね。

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