人型決戦兵器グレイアーム

篠崎 ムツ

第1話 グレイアーム

 地球から宇宙に出て、早500年銀河系の宇宙で戦争がある。宇宙暦499年、人は人型ロボットアームズスカイを開発に成功。地球圏の太陽系の国、アルファナギア帝国、他の銀河で作る連合軍アロンズスカイで戦争が起きていた。

 

 このアームズスカイを互いに改造して、人類同士戦いの戦争が起きていた。

 

 主人公 カズマ=サーシャ 17歳がアルファナギア帝国から連合軍アロンズスカイに裏切ったところから、物語は始まる。


 「こちらカズマ=サーシャ少尉。アロンズスカイ側に付きたい、どうか俺を受け止めてくれないだろうか?」


 「こちらアロンズスカイのナビー=イーズム戦艦艦長だ。何故、アルファナギアからアロンズスカイに来たい?」


 「アルファナギアは俺の家族を殺した!復讐の為にそちらに付くのはダメか?」


 「一度、艦のハッチを開ける。詳しくは入艦してから、聞く。そちらのアームズスカイを無防備にして、入艦せよ。」


 「了解。入艦する。」


 とカズマはカズマの愛機グレイアームを無防備にさせ、入艦させた。


 アームズスカイのコックピットを開き、両手を上げて、みんな銃で武装していた。そこへかき分け、ナビー=イーズム艦長が来て、、、

 「君か?アロンズスカイに来たいと言う兵士は、、、」

 「そうです。カズマ=サーシャと言います。このアームズスカイは改造したグレイアームと言います。」

 「ふむ。見ないアロンズスカイだな!新型か?」

 「そうです。フレア=ハールトンという技術者が作りました。」

 「分かった。身元確認証等いろいろチェックさせてもらう。」

 「グレイアームもチェックしますか?」

 「無論だ。」

 「分かりました。フィナ!運転中止!」

 と呼びかけるとアロンズスカイは停止した。


 ナビー=イーズム艦長はカズマ=サーシャを尋問する為、部屋に連れて来た。

 「何故、家族を殺された?」

 「俺がこのアームズスカイを隠し持ってたからです。たったそれだけの理由で両親、妹、弟を殺されました。」

 「フレア=ハールトンが作ったと言うな。そのフレアは博士か?」

 「はい。アルファナギア帝国に隠れている、反乱博士です。」

 「アルファナギア帝国はそんなにも腐敗しているのか?」

 「はい。ナビーさん。アルファナギアが優勢な事もあって、アルファナギア軍人のやりたい放題になっています。」

 「カズマ。アルファナギアと戦えるか?」

 「もちろん。戦えます。その為のグレイアームです。」

 「艦長。コイツはとんでもない、アームズスカイです。脳でコントロールするのは従来通りですが、脳を活性化させて、ブーストかける命知らずが乗るアームズスカイです。」

 「ブーストとは?アラン技師長?」

 「脳を活性化させて、アームズスカイの能力を最大限活かします。しかし、脳への負担がべらぼうに高いです。」

 「分かった。アラン技師長。カズマ君、君はこれを扱い切れるのかい?」

 「はい。俺は半サイボーグですから、、、脳の手術もしました。」

 「早速だが、実戦してもらっても、良いかな?」

 「分かりました。俺のグレイアームで、やれるだけやります。」

 「相手は小隊だぞ!やれるのか?味方を!?」

 「じゃなきゃ、裏切ってません。」

 「分かった。やってみろ!」


 そして、カズマ=サーシャはグレイアームに乗り、ビーム砲と剣を持って、出た。


 「カズマ=サーシャ行きます。」

 カタパルトを使わずにグレイアームは背中の出力だけで出た。

 アラン技師長は

 「とんでもない機体だ。体は持つのか?」

 と言った。

 

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