悔しい……!

どうして……。

どうしてこの作者様は、北関東の片隅で殆ど女子と話したこともなかった中学時代のぼくが日々妄想し、血を吐くほど憧れていたアオハルシチュエーションを次々と文章化していくのでしょうか?

主人公の創くんと同年代の頃、ぼく体操服のサイズ小さすぎて「ピチ夫」ってあだ名だったんですよ?

同じ青春時代なのになんでこんなに違うんだ……!

そんな理不尽な嫉妬をしてしまうほどに爽やかな、淡い恋の物語です。

恋愛短編小説の名手である作者様が贈る、1000字の青春をどうぞご堪能ください。

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