応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 文芸部へのご参加、ありがとうございます。
    タイトルや冒頭の強烈なインパクトに驚かされつつも、最後まで読んでみるとコメディとシリアスとファンタジーのバランスが良かったと感じました。

    ■ 全体を読んでの感想
    前世で渇いた心を癒やしてくれたSNSのトレンドワード「褐色エジプト猫耳ロリ」そのものに自分が転生してしまうというメタ的な展開が面白いですね。
    かつて恋したファラオの面影を残す子供たちに囲まれながら、「叶わないとしても、永遠に恋をする」と誓うラストには、きらびやかな神殿の光と、どこかノスタルジックな温かい余韻が広がっていました。

    ■ お題「省略法」の活用について
    本作では、テーマである「省略法」が、コメディとしてのテンポの良さを生み出し、同時に「神話的な時の流れ」をスタイッシュに表現するために、実に見事な引き算として使われていました。

    ・【双子の誕生から数年後への『日常』の省略】
    ファラオの娘を救うために「この子の名は――」と声を張り上げたシーンから、次の瞬間には「――きて、ねぇ起きて女神様」と、双子が元気に育った数年後の日常へと一気に時間がジャンプする省略法。名前そのものや、双子が育つまでの数年間のトラブルをあえて書かずに「省略」することで、読者の脳内で「あの絶望の夜を、女神がその知恵と愛で見事に乗り越えたのだ」という背景が綺麗に補完され、幸福感に満ちたお昼寝のシーンへと鮮やかに繋がっていました。

    ・【前世の『最後の一瞬』の省略】
    前世のワンルームで、心身の限界から「痛い痛い痛い!」と意識が薄れていくシーン。何が起きたのか、その後どうなったのかという現実世界の生々しい結末をあえて詳しく語らずに「省略」しています。この引き算によって、読者は暗い現実から解放されるように、一瞬で「石造りの神殿」という異世界のエキゾチックな景色へと、主人公とシンクロして飛び込むことができました。

    ■ 最後に
    省略法という技法を、暗い現実をテンポよく切り離し、何世代にもわたる愛の物語をギュッと濃縮して読者に届けるための「魔法の編集技術」として使いこなされた素晴らしい作品をありがとうございました。
    もしかすると、文学の技法を効果的に使おうと書いた作品ではなく、己の欲望を吐き出すことをメインにした作品なのかもしれませんが、その中でも技法はしっかりと生きていると思います。
    また部室にて、あなたの紡ぐ、ユーモアと愛に満ちた素敵な物語に出会えるのを楽しみにしております。

    作者からの返信

    感想をいただきありがとうございます。
    Xで流行ったハッシュタグを小説化した実験作でした。
    一日で書いたので拙い部分もありますが、それも思い出の一部。
    キャラクターの名前をあえて決めず、主人公の元々の性別年齢不肖。
    狙ってやったことで、読者のご想像にお任せするのが一番だと考えました。
    もしよろしければ、再改稿中の処女作『聖女、グレる。』をその慧眼でお読みいただければ幸いです。
    進化して怪物と化した私の筆致をご照覧あれ!

  • 刺さったところ

    「幸せな時間、いつか終わってしまう私の恋。それでも今だけは浸っていたい。」

    コメディ寄りの作品なのに、ここで急に恋の儚さが芯として出てくるのが効いてると思いました。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございました。
    恋とは儚いものです。でも、それがよき。

  • タイトルからは想像もつかないほど儚くて美しいお話でした。主人公の生き様と締め括りの言葉がステキですね。

    作者からの返信

    コメントをいただきありがとうございます。
    レビューをいただき感謝の極みであります。
    あなたの琴線に触れることができ、物語と共に幸せを感じています。
    これからも切磋琢磨し心に届く物語を描く所存です。

    編集済