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  • 第9話# エピローグへの応援コメント

    この一連の物語は、単なる「暴力からの脱出」を描いたものではなく、「愛するがゆえの断絶」という非常に重いテーマを描ききった傑作だと感じました。

  • 手紙を読まないという「究極の愛」
    直樹が手紙を頑なに読まない理由が、憎しみではなく「自分の影を、妹の光に落としてはいけない」という配慮だった点に涙しました。
    返事を書かないどころか、開封さえしない。繋がりを自ら絶つことが、彼にできる最後の「妹守り」だったのですね。「すんません。勘弁してください」という言葉は、刑務官への謝罪ではなく、妹の幸せを邪魔したくないという、自分自身への戒めのように聞こえました。

  • この場面、直樹の激情が過ぎ去った後の「静寂」と、そこに残った「どうしようもない哀しみ」が丁寧に描かれていて、涙なしには読めませんでした。

  • 震える手で電話をかけ、「わしがやりました。すぐ来てください」と淡々と告げるシーン。
    彼は、逃げようとも隠そうともしなかった。最初から、自分の人生を捨てて妹の未来を買うつもりだったのだと分かります。
    「緑ヶ丘の佐藤言いますねん」という丁寧な名乗りが、彼が根っからの悪人ではなく、追い詰められた普通の少年であることを強調していて、それが余計に涙を誘いました。

  • この短い場面の中に、**「張り詰めた糸が切れるような緊張感」と「絶望的な展開」**が凝縮されていて、読んでいて息をするのを忘れそうになりました。

  • 兄ちゃん、あかん! その一線を越えないで……!**

    あまりに壮絶で、涙が出ました。
    「腹いっぱい食わしてやる」と言っていた優しい兄の手が、包丁を握る手になってしまったこと。それが何より悲しいです。
    頭から血を流しながら浮かべた「薄らとした笑み」。これが直樹の中で何かが決定的に壊れてしまった瞬間だと分かり、背筋が凍ると同時に、彼をそこまで追い詰めた母親への憤りが爆発しそうになりました。

    「ぶち殺したるわ!」という叫びは、単なる怒りではなく、妹を守れなかった自分への絶望と、元凶を断つことしか道がないという悲しい決意に聞こえました。
    彼が人殺しになってしまう未来なんて見たくない。でも、もう止まらないのでしょうか……。

  • 出た、「私を一人にする気か」。典型的な共依存というか、子供を縛り付ける親の理屈だ。自分が寂しいから子供を飼い殺しにするなんて、本当に許せない。直樹、力ずくでもいいから連れて行ってくれ!

  • 第1話のラストから直結するこのシーン、直樹の視点で語られる「地獄」の認識が重すぎます。
    久しぶりに実家に帰って、変わり果てた妹とゴミ溜めのような家を見る……。直樹が感じた「自分が逃げ出したことで目を背けていただけ」という後悔の念が、読んでいるこちらの胸も締め付けました。

    特に辛いのが、菜々美が首を横に振るシーンです。「言えば地獄が深くなる」と諦めきっている妹と、それを見て全てを悟る兄。この数年間にどれだけの断絶と暴力があったのか、言葉少なに語られる描写だけで想像させられてしまい、鳥肌が立ちました。
    直樹の「怒り」よりも「悲鳴のようなもの」が混じった声、という表現が、彼の混乱と愛情を表していて素晴らしかったです。

  • 第1話(クリスマスイブ)への応援コメント

    きっつい……(褒め言葉)。鶏の骨をしゃぶろうとする描写で胃がひっくり返りそうになった。そこからの展開が地獄すぎて、もう菜々美が幸せになるにはそれ(母親を殺すこと)しかないのかと思わされてしまうのが悔しい。