星降る夜に・・・

秋乃コガラシ

プロローグ

私たちの頭上に広がるのは、果てのない空。この空は気分屋だ。悲しくなれば雨を降らし、怒りがある時は嵐を起こし、気分がいい日は晴天。あと色を変えて、時間まで動かしている。この世界を牛耳っているような、そんな空だ。

 そんな空の下に僕たちは暮らしているんだ。

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