重厚感あふれる、一人の冒険者の物語

昨今、勇者・冒険者・ギルド系といえば、私の偏見からすると、お気楽ハッピーに成り上がっていくという印象がある。だが、本作はこれをくつがえした。

はじまりは、一人の少女アリスが冒険者登録をするところから。それも、どこか哀愁のただよう、背負うべき過去を背負ったかのような雰囲気で。
そこから描かれるアリスの成長も懇切丁寧な描写でえがかれており、読みごたえばっちりに間違いありません。

異世界ファンタジー界隈の傑作の一つと思いますので、みなさんもぜひご一読ください。

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