☆16日目   交易品☆

救出か、なにか無いと入れてくれないよね。

 じゃあ、交易品、なんてどう?

交易品、その手があったか!にしても何にするの?

 家で取れた野菜は?一応自然の精霊が作っているから、何かしらエンチャントはついてると思う、それを利用するんだ。

あ、確かに。それなら交易品でも文句は無いと思う。そうするか。やっぱみっちー優秀。

 ありがと。☆←   ねぇ、無視しないでよ!

、、、野菜、確かに余ってたな、じゃあ明日は、ヒールキャベツ、アイスパンプキン、ランダムキャロットを50個づつ持っていこうかな。

 助けて、、、主、、、

!今どこ、大ちゃん!

 えっと、なんか、小さな牢屋、、、?みたいな所にいる、、、!

やばい!主、どうしよう、、、!

どうしたの、大ちゃん?

 ヴォラース兵の人たちが、妖精はこき使って、人は、性奴隷にして、売り飛ばすって、、、

はぁ?!性奴隷?!、、、はぁーヴォラースの貴族たち、ついに頭でもやられたか、、、

 主、どうします?主も嫌だと思いますあ国王陛下にあって、ヴォラースの貴族たちを訴えますか?

しょうがない、そうしよう。我が国ルナリアは、妖精の力を借りて魔法を使っているから、この事を言えばまぁ、伝わる。というかなんで、隣国と対立してるんだっけ、確か本に書いてあることだと、、、

—かつて、まだ空が昼と夜に分かたれる前、天にはひとつの光とひとつの影があった。

それを人々は「双極の輝き」と呼んだ。

—光は太陽の神、ソルディアス。

—影は月の女神、ルナリエル。

ふたりは互いを映す鏡であり、永遠に共に空を照らすはずだった。

—だが、光はやがて傲慢となり、

影の静けさを「停滞」と呼んで蔑んだ。

太陽の神ソルディアスは、人々にこう説いた。

「影は罪なり。

光こそが秩序と正義の証。

月に仕える者は、我が火に焼かれよ。」


こうして、神の名を掲げる国、イグナレス帝国が興った。

彼らは太陽神の代理を名乗る王、

アウリウス・ソルデインを戴き、

“神聖なる光の律”のもとに他国を征服した。


—一方、女神ルナリエルの恩寵を受ける月の民は、

静寂と夢幻を尊ぶ国、ルナリアを築いた。

そこでは眠りが癒しとされ、夢が真実の言葉とされた。


イグナレスはそれを異端とし、

月を「神の怒りを封じた偽りの光」と断じた。

そして――


「太陽の炎で月を焼き尽くせ」


—そう号令を下した瞬間、

空は割れ、光と影が激突した。

これが後に「黎明戦争(Dawnfall War)」と呼ばれる大戦の始まりである。


数十年に及ぶ戦いの果て、

ルナリアは幻想の霧に包まれて姿を消した。

人々は言う。

―それは滅びではなく、“夢へと還った”のだと。


—そして今もなお、

イグナレスの聖典にはこう記されている。


「夜は終わらぬ。

影は再び昇る。

ゆえに我らの炎は、絶えず燃やされねばならぬ。」

—だった気がする。


ああ、だからか、父から聞いた話だと、《ヴォラースが、最近また、我が国ルナリアを》と、意味分かんない事を聞いた、そっちの先祖の神がだらけて、挙げ句の果てには、黎明戦争とか言う謎の戦争起こして、こっちの先祖の国を潰したの。

うーん、やっぱり分かんない。なんでそっちの落ち度でこっちに罪を擦り付けるの?この事は置いといて、どう入ろうか、

やっぱ商人?

 こっそり入るってのも出来ないし、やっぱ堂々と、買い物に来た人って体にしておきますか?

うん、そうする。ただし、私からは、皆に話しかけられないよ?それで良い?

 わかりました、お力添えになれず、すみません。

よし、と息こんでいる間にもうあんな事あ起きていたなんて、今の私には、知る由もなかった。



はい、作者です。やっと金曜日ですよ?!金曜日!!

私達学生からしたら最高の休日!

作者からのワンポイント(?)アドバーイス!

この話で出した野菜、すべて最高品質です。


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