コイの話 アイ語り 100のお題に挑戦。

樹香瑠

使用お題一覧

001-010


確かに恋だった

なんて不毛な、それでも恋

百年の恋をも冷めさせてほしい

初恋は実らない、ジンクスさえも憎い

愛の言葉なんてひとつもなかった

せめて隣が、あなたじゃなければ

なんて無謀な恋をする人

触れられなかったキスの味を、僕は生涯忘れない

誰にも知られずにこの恋が終わっていく

夢の続きをくれたのは、あなただけだった011-020


愛せなくて、ごめんね

触れた手のひら、離れる瞬間が別れだと知っていたけど

負けないくらい想ってたのに

本気の恋は叶わないって、あの人が言ったから

この恋を捨てさせないで

いい友達ずっと友達、残酷すぎて笑える

もうこの唇に触れるものはない

振り向いてくれないくせに、次の恋を邪魔しないで

確かなことは、彼が私を見ていないという現実

これが最高のバッドエンド


021-030


カミサマ、この恋を

願わくばそれが、愛でありますように

「恋をしてる」と笑顔で言う君、僕には残酷だったよ

君が僕に言うあいしてるの冗談に

彼女の恋を止める権利が誰にある

二度と隣には立てないというのに

どうしてこの愛しさは消えてくれないのだろう

思い出の中の彼女の笑顔

もう望んだって手に入らないってこと

あなたのいない未来がずっと続いていく



031-040


恋に恋して、君に恋した

彼女の恋を応援する約束、守れそうにない

ほんとは好きでしたなんて、そんな今更

もう僕の出る幕はない

君が僕の名前を呼ぶただそれだけで僕は君に恋してる

本気だったって気付かないで

好きだったよ誰より

ごめんね、本当にごめん、好きだよ、本当に

でも、お別れ

ハッピーエンドにあこがれて、バッドエンドの夢を見る



041-050


それでも君を、愛し続ける?

彼女が俺を残して、卒業する日

君にとって僕は、いつも大勢の中の一人だった

いまでもあなたが好きです

この恋の結末が見えた

一度くらい、愛してよ

つまるところ僕は、君が、好きだった。

たとえこれが勘違いだとしても

どうか僕に、あきらめさせてください

君の声、届く夢から、醒めても



051-060


直接的で鋭利な恋

君は奪うだけで何も与えてくれなかったね

夢見る辛さを知りました

君が僕の名を呼ぶその声が、あの頃の僕にはすべてだった

私の頭の中、あの人の声が響くから

爪の先まであなたへの愛で

僕はそっと、彼女に触れる

あなたの名前を聞く度後悔してしまうから

呆れるほど、鮮やかに

彼の笑顔に掻き消された



061-070


君が愛に逝くなら

偶然の集まりでしかない、今の関係

「彼」が「彼女」に向ける「愛しさ」

これ以上傷つかないための一番簡単な方法は、ぜんぶ忘れることだった

今度は、私が赤くなる番だった

花言葉は『互いに忘れないように』

どうして、この温もりは消えてくれないの?

ライクなのか、ラブなのかということ

それからずっと、キミのことを考えてた

最後から二番目の願い



071-080


お別れだね、永遠に

好きだよ、離れたくない。

恋なんて馬鹿じゃなきゃできない

だから、もうしばらくは、想像の中だけで

しばらくが永遠になるくらい、あの人のことを想おう

隣同士ふたり同じ方向を見てた

恋愛の終わりは必ずどちらかが傷つく

そう簡単に、嫌いになんてなれないよ

こんなに近くに、一番近くにいるのに

恋の終わりと憎しみの終わり



081-090


終わりは、君にあげる

泣けば泣くほど困るって、知ってたんだ

何も言わないことは、嘘じゃなくて偽りだから

あの時の私はね、ただこの温度を、伝えたかったんだよ。

気付いて、お願い、笑わないで

虚しいよこんなに、ただ、想うだけで

溶けるように解けていく魔法

キスなんて、奪うもんだと思っていた。

気が遠くなりそうな、距離

意味もなく、美しかった



091-100


逸らされた視線

逃げるまで待ってるから、早く逃げてよ

相変わらず君は、人を傷つけるのがうまくて

僕の彼女になってほしかったのに

愛は見返りを求めないなんて理想論

この指は、もう震えない

夢と現実の区別がつかないほど、馬鹿じゃないけど

手の届かない領域

だからせめてこの次に見る夢では、君の頬に触れさせてください

きっとそれが、最後に見る夢だから

提供元:確かに恋だった さま

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