キャンパスの詩

朝、まどろみの中見る夢の舞台は

決まって学生時代だった


今日の夢はフィクション映画

ハッピーエンドでめでたしして目覚める昼


「貴方は終身刑です。」


嫌いだった人

いつまで経っても懐かしくなれません


好きだった人

いつまで経っても懐かしくなれません


新しい環境には慣れません

(それは人間、仕事、生活だとか、いろいろ)


そういえば昔は絵描きの端くれに

なりたがってた気もしてる


画用紙と鉛筆だけは

まだ、持っている


あぁ、小宇宙のバラッド


青い春を取り戻そうと

色んな色を足していたら

私のキャンパスは下手くそが

描いた夜空になったよ

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