タイトルの哲学的な面白さに惹かれました。第1話では、主人公は卒業生Aの元担任。卒業しても、トラブルメーカーぶりは収まらず、翻弄されるのですが、オチがピタッと決まっています。第2話では、主人公は反論ばかり言う上司Aの部下。いろいろな作戦を練って、上司Aを撃退しようとします。その駆け引きが、ユーモラスで魅力的。第3話では、猫への愛情溢れるまなざしが印象的な、物語が描かれています。序破急の利いた、全3話の薫り高いオムニバス短編集。
「ビッグってなんだろう」に、まんまと引っかかりました!」考えてみたら、短い話で、すぐに読み終わるからできる展開だったかもしれません。長い長いお話だったら、ちょっとできないですから。実体験のようなので、ほんとうは何時間も、このミステリに作者は振り回されたと思います。私が読者で助かった……!
日常に潜む訳のわからない理不尽さをユーモラスに切り取った鮮やかさが最高。一読すれば、どこかしら「あるある!」と思わされます。滑稽さを際立させている冷静な視点もまた秀逸です。
いろんなタイプの不思議なお話。これからメニュー(物語)が増えるのが楽しくなってきますよ。
人間の思考の限界と、他者との距離感を静かに問いかけてくる――🌙🧩『わからないということしかわからない』は、卒業生Aから「俺は死ぬ」とだけ書かれたメールが届いたという連絡を受けた元教師の視点から始まる、“すこしふしぎ”な掌編です📖🤔わからないことを、わからないまま受け止める――そんな静かな勇気が、あなたの心にもそっと届きます🧠🌀
Aよ君は自分が迷走している自覚はあるのかい?と読んでいてツッコミをいれてしまいました。それにしてもお騒がせな人ですね。周囲はたまったものではないですが、本人は真剣なんだろうな。Aの思考の道筋がわからないけれど、馬鹿と天才は紙一重。もしかしたら……いや、ないか。ツッコミをいれながら読みたい人におススメです。