オスタークロン、それは夜を共にするお口の恋人。高貴な名前で紳士な彼(チーズ)の声まで聞こえてくるほど愛している。最初は大好きな彼の良さを語る話かと思ったら、最後の最後で「え?そうなの?」と言いたくなる結びが待っている。結末を知ると、前半の彼を語る姿がまた違って見え、一度でなく二度も三度も楽しめる作品です。
上品でロマンティックに始まる物語が、最後には思わぬ方向へ転がっていく。たっ1分で、語り手と読者の世界をガラリと変えてしまう力があります。“想像”と“現実”の間に生まれるギャップを、ぜひ味わってください。