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もうすぐ授業も始まり騒ぎは収まるだろう




そんなことを考えたがらペンを取ると




「咲ちゃんっ!遅れてごめんね!!」




少し慌てた様子で教室に入ってきた織田 小春(おだ こはる)




慌てていても可愛らしい。

茶色とピンクが混じったような髪を整えつつなんのキャラクターかわからないキーホルダを揺らしながら、大きく音を立てないように慌てつつも小さく音をつつ机の横に置きながら息を切らしていた





「朝寝坊しちゃってね、でもバスには何とか乗れてメイクもあんまり出来なかった、、待ったよね。ごめんね。咲ちゃん」




慌てた様子で謝ってこられたが私に謝らないといけないようなことは小春ちゃんはしていない。




メイクができなかったことに少し落ち込んでいる様子である。私から見たら髪型もバッチリ可愛らしいしメイクも普段と余り変わらないやうな気もするが



『んーん。私は全然。プリント取っといたよ。』




授業で使うから取っておいてて言わんばかりに前方の机にどかっと置かれたプリントの山から小春の分も取っておいた。




休みであろうとなかろうと取っておく分には問題ないと判断したのだ。

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