退屈している貴方へ

最弱の味噌汁

あなたをみています

こんにちは。

突然ですが、貴方は退屈していますか?

No,と答える人はいないと思いますがね。

こんな題名の話を見て読み始める人は明らかに退屈していると思います。

そこで今日は、貴方の日常に潜む「なにか」についてお話しします。

少し、その「退屈」が緩和されるとこちらもうれしいです。


早速ですが、貴方は、奇妙な「視線」を感じたことはありますか?


「それ」は、いつでもいます。

貴方の死角から。

貴方を観察している。

もし貴方が一人で、変な視線を感じたり、明らかに誰も出していない音が聞こえてきた場合、探してみてください。

クローゼットの中、天井、窓の外からも貴方を覗いています。

ベッドで寝る方は、寝るときに毎回、ベッドの下をのぞき込んでみてください。

「それ」は、どこにでも現れます。

冷蔵庫と壁の隙間、カーテンの向こう側、


ほら、いますよ。


貴方がこのつまらん小説を読んでいるこのスマホ、PCの画面を、貴方の後姿を。



ほら、振り向いてみてください。

私にはその状況が見え透いてならぬ。


え?いない?

それは貴方が信じようとしないからです。

もし、そんな疑いを捨て、真面目にとしたならば、「それ」は見えるはずです。


「それ」が見えてしまったら?

それは目があってしまったことが相手に伝わるということ。

それは、

貴方に何が見えるか、それは私にもわからない。

異形…かもしれませんし、もしかしたらあなた自身がそこにいるかもしれません。

貴方には見る勇気がありますか?




――――――――――――――――――――――――――

このまま短編として終わらせようか、一話完結で続けようか、迷ってます。

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