第4話 お嬢様とのデート 後編
どうもわたくしはある貴族のしおりお嬢様にお仕えしているメイドの穂乃花です
前回お祭りを楽しんでいるとお嬢様が一人で屋台に向かってしまう途中にさらわれてしまいました
だから護衛をつけた方がいいと言ったのにと思いながら急いで捜索しています
「よし、捕まえてきたぞ」
「これで身代金を大量に取れるな」
「む~!む~!!!」
しおりは口に布を巻かれ喋れないようにされていた
「うるさいぞこのガキ!」
「おい、!手は出すなよ傷をつけたらヤベー事になるからよ」
「よくわかっていらっしゃいますね、ですがさらった時点で万死に値します」
「!?」
しおりをさらった一人の男が反射的にメイドの穂乃花を殴ろうとしたが鮮やかに避けられた
「人の話は最後まで聴くのが礼儀というものですよ、まぁ人さらいに礼儀なんてあるわけないでよね、話のつづき、お嬢様をさらった挙げ句口枷まで付けるなんて楽に死ねると思わないで下さいね」
「やれるならやってみろよ!この数相手にたった一人でやれるわけないだろ!」
物陰からぞろぞろと武器を持った輩が大勢現れた
「ただ武器を持っただけの三流、いやゴミに私が負けるとでも?笑わせないで下さい確かに護衛は引退しましたが落ちぶれてはいませんよそれに念のためにナイフを身につけておいて正解でした」
上着の前を開けて内側のポケットに大量のナイフが仕込まれていた
「お前らあいつをぶち殺せ!」
「「おおぉぉぉぉお!!!」」
(一斉に真っ直ぐ私の元に来るなんて馬鹿の1つ覚えですね)
メイドは真っ先に来た男の髪を瞬時につかみナイフを取り出し瞬きする間に数十回刺した
「は、?」
男は血まみれになり倒れた周りは動揺し動きを止めた
「動きを止めるのもゴミの証ですね」
メイドはまたも瞬きする間に高速で大勢いた人さらいを血まみれになるまで刺した
「そ、そんな、馬鹿な、嘘だろ、」
「次はあなたの番ですよ」
「た、頼む!お嬢さんは返す!なんとか許してくれ!」
「命乞いですか?、みっともない、1つゴミに教えてあげます、謝って命乞いして解決するなら戦争なんて起きないし恨みもこの世にありません」
そうゆうとメイドは男の首を瞬時に掻き切った
「全く、このこと報告して私の首飛ばなければいいのですが、お嬢様大丈夫ですか?」
「む~!む~!」
「あ、すぐに外しますね」
「プハァ!穂乃花!かっこよかったわ!」
「言ってる場合じゃないですよ、連絡して遺体処理してもらわないと」
メイドはすぐにスマホを取り出しお父様とお母様に連絡したするとすぐに遺体処理班を派遣してくれた
「こりゃまた派手にやったな~、それなのにお嬢様にもメイドの方にも返り血1つついてないとはさすが元護衛班って感じだね」
「少しスピードが落ちてて不満足ですけどね」
「でもお嬢様にも傷1つついてなくて良かったよ、このままデート続けるのかい?」
「私は帰りたいですけど、、、」
「穂乃花とデートもっとする!」
「このとうりなので続行です」
「そうかいそうかい、気をつけるんだよ」
「お嬢様、今度は手を話さないようにお願いしますね?」
「は~い、、、」
「ちゃんと楽しんでおいでね~!」
二人はその場を派遣してもらった遺体処理班に任せて祭り会場に戻った
次はこそはほんとになにもありませんようにと願うわたくし
~つづく~
メイドの事が大好きなお嬢様は絶対 私(メイド)と結婚して欲しい(※なぜかお付き合いすることに!?) 黒百合 @kuroyuri1008
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。メイドの事が大好きなお嬢様は絶対 私(メイド)と結婚して欲しい(※なぜかお付き合いすることに!?)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます