第3話 お嬢様とのデート 前編
皆様、どうもこんにちはいかがお過ごしでしょうか?
わたくしはある貴族のお嬢様にお仕えしているメイドの穂乃花です
前回お嬢様とお付き合いした事が貴族にお仕えしている皆様に10分もしない内に知れ渡っていましたそしてなんやかんやありデートに行くことになりましたこのデートで面倒な事が起きないといいのですが、、、
「ほら、!穂乃花!早く早く!」
「おじょ、しおり様そんなに急いで走っても屋台の食べ物は逃げたりませんよ!」
なぜ護衛もなしに二人きりでデートになったかと言うと
「護衛がいたら二人きりじゃなくなってデートじゃなくなるじゃない!それに穂乃花はお母様とお父様のボディーガードやってたことあるんだから十分じゃない!」
「いえ、わたくしは今の護衛の皆様より弱いですよ?」
「私は穂乃花と二人きりがいいの!」
「と、言われましてもしおり様はお嬢様なのですから護衛をつけないと怪しい輩に連れ去られてしまいますよ」
「やだやだ!!二人きりがいい!!」
こんな感じでしおり様がわたくしと二人きりになりたいといいボディーガードをつけずにわたくしとデートしているしだいです
わたくしはあまり体術には自信はないのですけれどね、、、
「あ、!穂乃花!これ食べたい!」
ちなみに今日は何を祝うのかは忘れてしまいましたが祭りが開催されています
「綿あめですか?買いましょうか!、お父様とお母様には秘密ですよ?」
「わーい!やった!」
お嬢様と言っても子供です
そしてとっても可愛い
私は綿あめを買いお嬢様、んん゛ん゛!しおり様に手渡しました
「穂乃花!ありがとう!私綿あめ大~~好き!!!」
「小さな頃から好きですよね」
「うん!甘くてふわふわしてて美味しいの!」
待って、ほんとに可愛すぎる!
でもダメよ穂乃花!ちゃんと周りを警戒しないと!キャラ崩壊してる場合じゃないわ!
「お嬢様手をつないでおきましょう、はぐれてしまってはデートが台無しですから」
「うん!」
迷子になるって言ったら「子供じゃないもん!」って言って多分はぐれてしまう未来が見えているから言葉を綺麗に変えれば大丈夫
「綿あめ美味しかった!」
「棒を下さい処分しますから」
「うん、ありがとう!」
ほんとに天使だわ、!
「あ、!あそこに的当てある!」
しおり様が手を離して一人で走って行ってしまう
「しおり様!手を離しては!」
すると見知らぬ男がしおり様を横から抱えて走って裏路地に逃げていく
「お嬢様!!!!!!」
急いで追いかけたがそのまま見失ってしまった
「だから、護衛をつけた方がいいって言ったのに!」
~つづく~
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます