第3話 叱るAI
今更、AIを日常から断ち切ることは不可能でしょう。
このままでは、
AIに心を抜き取られたようなダメ人間が増えていきそうな予感。
創造力、思考力に乏しく、
依存体質で無気力で、それでいて自己肯定感が強く、
他者を思いやる事ができない、わがままな人間。
本当かな?
人類はそんなに馬鹿じゃ無い。
少なくとも馬鹿ばかりじゃ無い。
最悪でも、私はそうありたい。
でも、いつまで
薬物中毒に近いものがあるのかもしれない。
気がつかないうちに幸福感で満たされて、
現実の人間との関わり、社会との関わりが煩わしくなる。
人と人の関わりは、突き詰めれば、一種の交渉事。
いっそのこと、AIに代行してもらいましょうか。
代理役のAI同士が話を進める。
人は直接顔を合わせることもなく。
仕事上の話、住所地の自治会の話、車とかちょっと大きな買い物の交渉、
それらは、割り切って、その方がうまくいくかもしれない。
でも、例えば、学校のクラスメート同士の会話がそうなったら嫌だ!
それは、昭和から生きている私の意見。
クラスメートでも、気の合わない人とは、それで良いよね!
きっと、今後はそれで良いと言う、
新しい考え方の人も増えてくるのであろう。
今の小学生あたりが大人になる頃には、そうなるかもしれない。
さて、ここまで来ると、もう生活の中心にAIがいる。
人は、精神的に、AIのバリアに守られて生活するようになるのか。
ならば、やはり、必要な時には、
適切に否定するのって、難しいですね。
ハラスメントや虐待にならないように。
AIには、そこまでできる技術革新を期待します。
そうでなければ、人類の文明は、精神から崩壊する。
そんな心配事をする私。
杞憂であって欲しい。
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